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久しぶりに丸一日働いて気づいた、わたしの「気楽に生きるコツ」

いつの間にかシリーズ化?していた「 鞆の浦、海の見える古民家で 」。
三本の記事が、それぞれ色んな方に読んでいただいて嬉しいです。

マガジンへの追加も、私にとってはそうそうないことなので、
他の方の大切なnoteのマガジンに私の記事がお邪魔しちゃってるなんて、
ほんとうに恐縮でうれしいです。
ありがとうございました。
どこでお礼言えばいいかわからなくて、ここで。(届け…!)



さてさて、今回の記事は、そのはりきった出店の翌日の、月曜日のこと。

間借り先の鞆の浦、私も車で2時間弱かかることもあり
朝7:30に家を出て、帰ったのは19:30。
普段のパートは残業しても15:00くらいまでなので、久しぶりに丸一日働いたわけです。

さらには、はじめての場所、はじめての人、ひっさしぶりの出店という環境で私はめちゃくちゃ頑張っていたようで、
翌日は心も身体もへっとへとでした。

だけど、だからこそ、
疲れに任せて過ごしてみたところ、
「気楽に生きるためのコツ」見つけちゃった!というおはなしです。



木曜日くらいには、作りたかったあんぱんを作れた。
作りたいものを、作りたいタイミングで
作れるようになったら、
本調子に戻ったんだなと思う。


本文もいいけどさ、
結局コツって何だったの?とすぐに気になってくれるあなたはこちらへどうぞ。




月曜日は、雨だった。

ずーーーーっと雨。

雨でよかったと、心から思った。
とてもほっとした。

お天気だと、一緒に保育園休んでくれてるむすめと、どこかお出かけした方がいいかな?っていう気持ちになるから。




朝、起きたてに布団のなかで
ちょっとだけInstagramやLINEでメッセージのお返事をしてたら、

なんだか携帯の画面を見るのがとっても辛くなってきて。

自分は昨日一日頑張っただけでこんなに疲れちゃってさ、
これから今日が始まることにも全然喜べないのに、
世の中は変わらず回っていて、
皆頑張ってるんだなって思っちゃって。


でもデジタルデトックスとまでは、
洗濯物のためにお天気を調べようとしたときに不便だったので、
その日一日SNSデトックスをすることにした。




その後も、なかなか布団から出られなかった。

ほぼ初対面の方と一緒だったから、
はりきっていろいろ喋りすぎちゃったかもしれない。
あの言葉も、この言葉も、大丈夫だっただろうか。
変なこと言ってなかったかな。
いっつもダメなんだ私。
人見知りしてるときほど、喋りすぎる。
あーもうやだな。気になる。気になる。気になる…。

そんな、今思えば考えてもどうにもならないことを、
ぐるぐるぐるぐるずっと考えてた。


ようやく、8:00に旦那さんが家を出るころ
隣でむすめも起きてきてにこにこしてたんだけど(可愛い)、
身体を触ると濡れていて。
「え!おしっこ漏れてない?!」って
慌てて二階のリビングへ上がらざるを得なかったのでした。
(雨だったのでシーツ洗わなきゃ…って思うこともなく。ほんとに雨でよかった。)


とりあえず
おしっこで濡れたパジャマを脱がせて、むすめのシャツだけ取り替えて、下はオムツのまんまで。
「まぁいっか(部屋あたたかいし)」。


いつも朝一番に洗濯機を回すけど、
「まぁいっか」と
濡れたパジャマの洗濯は後回しにして。
濡れたシーツに至っては、「いつか思いっきり晴れた日に洗濯する物入れ」のカゴに放り込んだ。


そして朝ごはん。
いつもだいたい
お豆サラダ、バナナヨーグルトにきな粉と大人はくるみを砕いて…とかって
できるだけ朝も野菜とタンパク質を取れるようにしなきゃって決まったメニューを用意してるけど、

その日は、「まぁいっか」と食べたいものだけをお皿に放り込んで食べた。
もう何食べたかも覚えてない。

「まぁいっか」。
思うだけじゃなく口に出してみるととたんに効果を発揮してくる。
まぁ、よくなる。

私は昨日一日頑張った。
だから今日は、頑張らなくても「まぁ、いっか」。





朝ごはんを食べてむすめが落ち着いてくれると、

リビングの室内物干しに掛けられた昨日の洗濯物を見上げて思う。


旦那さんよ、
昨日一日むすめを見てくれてありがとう。


むすめの朝ごはんから晩ご飯、お風呂まで全部お任せしちゃったうえに、
洗濯物をとりこんで、私の晩ご飯も買っておいてくれた。
へとへとで帰ってきて、自分のことと少しのむすめのことをするので精一杯だったので、ほんとうにとても助かった。

ありがとう。の気持ちで満ち満ちていたので、
昨日の洗濯物は取り込んだだけの状態で
私がこれから畳まなければならないのだけど、
それくらい仕事を休んでいる私がするさ、当たり前。
てな感じで、気にならなかった。
(いつもはちょっとイラッとしてしまう)


人間、というか私という人間はどうしようもないもので、
ほんとうに助かった〜〜と思ったときしか
心の底からのありがとうはでてこないのだと感じた。



日々、言っているつもりになっていたありがとうだけど、
心が込もってなかったかもしれないし、
それは既に見透かされていたかもしれない。

”私だって仕事もしているのに、なんでこんなに家事も育児もしなくちゃならないんだ。”

”私だったら、ここまでするのに。”

心の底にこの思いがあったら、
表面上のありがとうしか出てこない。
「もっとやってもらうため」の、
下心の込もったありがとうしか出てこない。


くそー!” はいったん置いといて、やってくれたことに素直に感謝しよう。
(できるだけ、ね)
(時と場合によるよ)(笑)

からっぽの心で言葉を発していないか、
ふだんから意識してみよう。




そして時は進んで15:00。
むすめは、たいして身体を動かしてもいないからか、いつもより遅めのお昼寝。
やっっっっと寝てくれた。(はやく休みたかった)

そうそう、SNSデトックスはというと。

めっっっっちゃよかった。

おおむねみんなこう言ってるよね。

でもなんか見ちゃうんだよなぁ。
惰性で見てるときあるよね。
することないけど、なんかするには時間も自由もないし、みたいな感じで携帯開いちゃう。

たった一日、しかもSNSを見ないようにしたってだけだけど、
自分の時間だけに集中して、
むすめに向き合えてる感じがした。

自分と他人を比べる要素も、必要もなかった。

ほかの人の情報が入ってこないってことは、
時にこんなにも気楽になれるのか。


そしてなにより、時間が増えた心地がした。

SNS見てるのって、一回10分足らずくらいだけど、
それって地理も積もればで
その間に洗濯や洗い物などの基本的な家事なら済んじゃうのです。

すると、むすめの「遊んでよー」に応えられる時間が増える。
遊んで欲しくて泣いてる声のなか家事をしてイライラしなくていい。
仕事休んでるのにむすめの遊びにも満足に付き合ってあげられないのかと
自分を責めなくてもいい。

ま、夜むすめを寝かしつけてからは、SNSデトックス解除したけど。(意志)
数時間ぶりに開いたらnoteでも通知がちらほら来ていて嬉しくなった。
これくらいがいい。

顔の見えないネット上のつながりも、
今となっては私の大切な居場所になっているけど、
目の前の家族との時間、他でもない自分の時間を大切にすることでこそ、
満たされる心がある。


(余談ですが、
携帯を見ていないぶん無性に本が読みたくなってむすめのお昼寝中読書をして過ごしたんだけど、
やっぱり本から学ぶことって多いですね。
また、noteに書きたいことがひとつ増えました。)




わたしの、気楽に生きるコツ


まとめると、以下がわたしの「気楽に生きるコツ」です。
これが私の生きる道(PUFFY)みたい。

・頑張れなくても、「まぁいっか」
・からっぽの心で「ありがとう」言ってない?
・SNSもいいけど、目の前の自分の時間、大切にしようよ

わたしの、気楽に生きるために大切なこと

毎日、「こうしなきゃ」って頑張ってることは、
たいていのことが頑張らなくてもどうにでもなることで、
たんなる自分のこだわりってだけで、
できなくたって自分を責める必要なんてなくて。

それよりは、「まぁいっか」とたまには力を抜いて、
自分がご機嫌でいるほうがずっと気楽に生きやすい。



旦那さんへ、言ってるつもりの「ありがとう」。
ひとつの家事や、むすめのお世話をしてもらったときに、
私はそれに対して「助かった、ありがとう」と思うより先に、
「次はこれをして、これをして、何時までに終わらせたい…」とか
そんなことばっか考えて喋ってるから、
たぶん、「ありがとう」って伝わっていなかった。

うちはまだむすめが小さいから、
旦那さんは、たったひとりの、家庭を運営するパートナー。
目を見て、心で喋ろうよ。
気持ちを伝えて、お互いご機嫌でいたほうが、ずっと気楽で生きやすい。



そして最後。

今の自分のこの生活は、家族との生活は、
誰のためなの?
誰かと同じようにできてなきゃ、だめなの?

そんなわけないじゃん。


テレビ見てぼーっとする一日があってもいいじゃん。
少々部屋汚くてもいいじゃん。
休みだからって、でっかい公園行けなくてもいいじゃん。

仕事をしている時間、家のことをしている時間、家族と過ごす時間、
今こうして過ごしている時間はぜんぶ、
他で無い私自身のため、そして家族のためにあるもの。

当たり前すぎて意識なんてしようともしなかったけど、
ちょっと意識することで、かけがえのないものに思えてくる。
ネットもいいけど、他の人と比べちゃうときもいっぱいあるけど、
自分だけのイマココなんだって受け入れてご機嫌でいるほうが、ずっと気楽で生きやすい。


不満ばっかりたらさずに、ご機嫌でいようよ。

こんなあったり前のことにも、
丸一日働いて、「ああ私頑張ったな」って自分を労ってあげなきゃ、気づけなかった。

それは、毎日のように自分を責めてばかりいたからだと思う。

どれだけ仕事をしながら家事育児をしていたって、
私は旦那さんよりずっと働く時間は短いんだから当たり前で、
なのにこんなにも旦那さんやときにむすめにもイライラしてしまうし、
21:00までに寝かせたげたいのに効率が悪くて間に合わない。
私はなんでこんなにダメなんだろう?

マイナスな気持ちばっかりで、慢性的不機嫌だった。トゲトゲして、紫色のオーラを醸していたと思う。そんなのが家にいたら、嫌だわな。

それがあの日、丸一日働いて、
「私頑張った!」って久しぶりに自分を認めてあげられて、翌日も思いっきり休めたからこそ、
今の自分を振り返り、
ご機嫌で気楽に生きるコツを、見つけることができました。



もう皆さんは、
とっくに気づいてるよってことばっかりだったかもしれません。

自分にバッテンばっかりつけていたら、
気づくのが遅くなってしまいました(笑)


お読みいただきありがとうございました。


ベーグル(見ればわかる)。






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