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上手に伝えるためのフォント選び

好きなフォントを選んで配置しているけれど、なんとなくしっくりこない。
そんな方に向けて、フォントをどう選ぶか、どうデザインしていくかについての考え方を紹介していきます。


フォントが持つ印象を考える

明朝体、ゴシック体、スクリプト書体などなど…フォント自体にもさまざまな印象があります。
簡単にですが、和文・欧文フォントを分類してみました。

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同じ明朝体、ゴシック体でも印象に違いがあることがわかると思います。何気なく選ぶフォントですが、選んだフォントによってデザイン全体の印象を大きく左右します。

上記の分類はトナリノが独自で分類したものなので、実際には違うように感じる方もいるかもしれません。伝えたいことは「使いたいフォントは、見る人にどんな印象を与えるだろう?」と考えてみるのが大事、という点です。

どうやってフォントを選ぶのか

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フォントがデザインを大きく左右するのはわかったけれど、結局なにを選んでいいのかわからない…そんなときは、制作するデザインが「どういう雰囲気を伝えたいか」を考えてみましょう。

見る人にどんな雰囲気を伝えたいかによって、選ぶフォントが変わっていきます。無意識のうちにデザインしていても自然とこういう発想をするとは思うのですが、意識的に「どういう印象を与えたいか」→じゃあ「こういうフォントを選んでみよう」という思考フローをすることで、選択肢の幅が狭まり、デザインがまとまりやすくなります。

同じフォントでも印象を変えられる

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フォント選びだけでなく、選んだフォントの文字間を調整することでも印象を変えられます。ひとつ前のポイントで考えた「どういう雰囲気・印象にするか」によって、ぜひ使い分けてみてください。

トナリノがnoteやTwitterに投稿している画像はどれも打ったままより少し開けて、ゆったりした印象になるようにつくっています。全体的に丸めのゴシック体を使っているのは、あいている時間に自宅やカフェなどで「落ち着いて読める」雰囲気にしたかったからです。

お店のチラシでも、同人誌でも、手にとった方が「どんなことを思うのか、思ってほしいのか」を考えると、より思考を整理しやすくなるので、ぜひやって見ていただけたらうれしいです。

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