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ふたりのゲームライフ|会話ログ#11

 おとなになってからゲームに夢中になれるなんて思っていなかったな。ゲームっていいな。

『隣の席のふたり』
日々の思ったこと、楽しかったこと、挑戦してみたことを、仲良しのふたり【osi = デザインする人】【しづむ = 漫画を描く人】が話します。

 今日はそれぞれのゲームライフについてふたりでゆるく話しました。


ふたりのゲームライフ|会話ログ#11

↓音声版はこちら


今あつ森を始めたぞ

しづむ:
osiさんが「あつ森」始めた話聞きたい。

osi:
始めた! 今さら……。

しづむ:
いいんだよ、いつ始めてもいいんだから。

osi:
うん。始めちゃったよね。

しづむ:
嬉しいね。(あつ森やってるので仲間が増えて嬉しい)

osi:
今日もさっきまでやってて、今もやりたくてうずうずしてる。

しづむ:
始めたてのあつ森、普通にやってたら朝が来ちゃうくらい夢中になるよね。自分も夜中じゅうやってたな。

osi:
そうそうそう。ずっとあつ森やってる。ずっとやって、みんなに写真を送りつけてる。

osiさんの島ライフ
osiさんの島ライフ

しづむ:
あの写真がね、なんか嬉しいのよ。

osi:
これ、撮りたくなるし送りたくなるね。いまiPhoneのカメラロールがどうぶつの森にいるわたしの写真でいっぱいになってる。

しづむ:
いいね。あつ森ってね、ある程度プレイするとひとのを見てる方が楽しくなるターンが来る気がする。なんか、ほかの暮らしが見たくなるんだよね。

osi:
そうなんだ。実況動画とか見てるのも面白いもんね。いやぁ、楽しい。

しづむ:
osiさんが始めたことによってわたしもあつ森やりたくなってきた。


ゲームの楽しみ方、どっちのタイプ?

しづむ:
わたしは今メガテンに夢中です。

osi:
そうだったね。まだクリアはしてない?

しづむ:
うん。でももう終盤を迎えつつあって。「まだ終わらないで欲しい」ってずっと言いながらやってるよ。

osi:
わたし、ゼルダまだ終わってない。

しづむ:
え、めっちゃいいじゃん。まだ終わってないの最高じゃん。

osi:
ちまちまちまちまやってるから。

しづむ:
すっごいマイペースな勇者やね。

osi:
あるのよ。あるある。やる気は。ずっとくまなく歩き回ってるだけで。

しづむ:
まだ遊べるってことやろ? いいな。

osi:
一年以上かけてやってるから……。Twitterで見てるひとがわたしより遅く始めたのにこの間クリアしてて、あ、倒してる……ってびっくりしちゃった。

しづむ:
まったり。

osi:
でも実際リンクは(この冒険は)一年くらいかかるやろ? リアルにやってたら一年くらいかかると思う。

しづむ:
わたしブレワイは二週目なんだけど、けっこう一周目では行ったことのない場所とかあって「あ、これ知らない祠だ!」とかがあって。めっちゃ広い。

osi:
わたし、絶対に地図はぜんぶいっきに埋めないで、まわった順で一個一個埋めていくっていう風にやってて、最後にハイラル城(メイン舞台)がある中心が埋まって、こないだやっと地図が全部埋まったの。

しづむ:
マジ? めっちゃいい楽しみ方するじゃん。たしかに一気に全部埋めちゃうとそれぞれの地域の探索がおろそかになるもんね。でもわたしはせっかちだから、先に全体のマップを埋めちゃった。

osi:
わたしそういうところあんだよな、楽しみをはやく終わらせたくないっていう気持ちが強いから、ちまちまと小出しでやっちゃって……無駄にリンクを歩かせちゃってる。

しづむ:
いいじゃん。いや、えらい。ちゃんと先を見てるもん。

osi:
長くいたいと思っちゃうんだよね。

しづむ:
その一方でわたしは今「(終わりたくないから)進みたくない!」って言いながら、でも強い敵にどんどん挑戦したくてストーリーが進んじゃうっていう状況になってる。「やだー!!」っていいながら進んでる。

osi:
わたしはそれを横目で「えっ……なにあのひと……」って見てる。

しづむ:
いっぱいやりたいんだけど終わって欲しくはないというわがままを抱いちゃう。

osi:
記憶をなくせればいいんだけどな。

しづむ:
ブレワイは本当に記憶をなくしてもう一度やりたい。


ブレワイの思い出

しづむ:
ブレワイは次、二作目でるね。楽しみだな。わたし、(しばらく据え置きゲームから離れていたけど)このブレワイをきっかけに、大人になってからゲームにハマりなおしたところがあるんだよね。ソフト出たころの2017年にwiiU版でプレイして。

osi:
え、そうなんだ。Switchじゃなかったんだ。

しづむ:
wiiUとSwitch版が同時リリースじゃなかったかな。wiiUでやって、そのあとSwitch版を改めて買った。今めちゃめちゃゲームをやってるのはブレワイが楽しかったおかげなのでとても感謝をしています。

osi:
きっかけなんだねぇ。

しづむ:
うん。朝がくるまでプレイしてた。

osi:
やっちゃうよなぁ、ほんとうに。

しづむ:
あの頃ね、寝室にテレビがあって。家族が寝てる横でめっちゃ音小さくしてプレイしてたんよね。

osi:
小学生みたいなことやってる。面白いもんな。


やりたいゲームがあるねぇ

しづむ:
楽しみなゲームはこれからまたたくさんあるね。もうちょっとで刀剣乱舞無双も出る。

(ふたりとも原作ゲームファンである)

osi:
そっかぁ! CM見たら、すごかったなぁ。……すごかったなぁ、あれ。

しづむ:
しっかり一人用シナリオやってくれるの嬉しいよね。めーーーっちゃ楽しみにしてる。

osi:
ただアクションだけのゲームだけじゃなさそう。今までメディアミックス色々あったけどいちばん原作ゲームに近いビジュアルじゃん。それが動いて話してるっていうのが……。

しづむ:
あと、なんかさ、我々ってちょうどポケモン世代じゃん。でもわたしポケモンは一作もやったことがなくて。

osi:
あ、一緒……。

しづむ:
一緒!? けっこうレアじゃない? 「ポケモンやったことないの?」って言われがち。機会がなかったんだよね。

osi:
レアだよね。

しづむ:
でもね、ここ数年でメガテン何作かプレイしてパーティを育成するゲームに触れてね、スキルを覚えさせたり忘れさせたり、パラメーターを上げたり、進化させたり……っていうのを知って。その経験を経たら、「ポケモンめっちゃおもしろいだろうな!」って思って。

osi:
めっちゃわかる。

しづむ:
というのをなぜかポケモンをやらないままで理解した。

osi:
それすごいな。

しづむ:
だからやってみたいんだよね。たまたまプレイする機会がないまま大人になって、もう何作も何作も出てる中で、ここにきてポケモンやりたくなると思ってなかったなぁ。

osi:
わたしも実況動画とかでプレイヤー同士がパーティ作ってポケモンバトルのトーナメントしてるのを見たことあるけど、楽しそうだった。

しづむ:
手塩にかけて育てたポケモンで、友達みんなで競い合うみたいなの楽しいだろうな。メガテンはそういうライバルの要素はないんだけど、これでもし同じようなパーティ組んだ相手と戦ったらさ……。

osi:
熱いよな!

しづむ:
あとは(ここ数年でゲーム実況を見るようになったから)実況が楽しそうで、自分もやってみたいなと思ったのはある。小学生の頃からあったのに、なんでやってこなかったんだろう。

osi:
わたしは家にゲームがなかったからなぁ。

しづむ:
あ、そうそう! osiさんの「ゲーム始め」を聞きたい。


大人になってゲームを始めたけど

osi:
ゲーム始めか。それはだから……Switchからかな。

しづむ:
ええ! そっか。本当にゲーム始めたてなのか。

osi:
昔はゲームを買ってもらえなかったから、いとこのところに遊びに行ったときにゲームキューブでスマブラをやってたくらい。年1くらいで。

しづむ:
ええ、そっかそっかぁ。

osi:
で、自粛期間になって……暇じゃん? まわりがSwitchを持ってる人が多かったからわたしも買ってみた、っていうのが始め。

しづむ:
そうなんだ。ゲームは「ならん!」っていう感じだったの? ならん派? 世代的に自分たちの親くらいはゲームに抵抗ある人は多そう。

osi:
うん。ゲームは悪みたいなイメージがたぶんあったのかな。

しづむ:
うちもゲームは「1日1時間!」だった。いっぱいソフトとかハード買ってもらってる友達がうらやましかったな。世代的にはゲームボーイとか64とかもう流行ってたけど、自分は初めて買ってもらったゲームはゲームキューブだった。

osi:
ああ、ゲームボーイうらやましかったよなぁ。

しづむ:
わかる。しかもあれって、(据え置きじゃなくて)一人で持てるゲームじゃん。絶対与えられなかっただろうな。

osi:
だからゲームっていうものにあんまり触れてこなかったんだよな。

しづむ:
そうかそうか。なおのこといいね、今、osiさんがSwitchでゲームやれてるのが。

osi:
でも、昔からゲームをやっている人じゃないとエモさがわからない要素みたいなのが作品の中にあったりするじゃん? そういうのを動画とかで見たりすると(自分にはない感覚だから)「いいなぁ」って思う。

しづむ:
実況だとそのわからない感覚でも追体験させてもらえるからいいね。やー、でも、ほんとに大人になってこんなにゲームやると思ってなかった。大人から始めてもいいんよね。

osi:
楽しいよ、ゲーム。むしろ大人のほうがゲームを求めてるのかもしれないよ。

しづむ:
そうだねぇ。

osi:
ゲームって現実にない世界観を与えてくれるから。子どもはまだ生まれたばっかりだから新しいものばかり周りにあるけど、大人はもう「はいはい、わかった」みたいなものしか世界にないから。そうなったときにゲームみたいな世界があるといい。

しづむ:
そう。それこそ「拡張」現実。

osi:
そう! 拡張してくれるんだよ。

しづむ:
あとはゲームって(能動的にプレイするからこその)映画とかとは違う没入感もある。

osi:
一応「自分」が「体験」できるものだもんね。いやぁ、ありがたいわ。

しづむ:
大人だからすぐありがたがってしまうね。子どもってそんなにありがたがらないわ……。

osi:
ははは……。


 今回はふわーっとした話でしたが、ゲームの楽しみ方にけっこう性格が出るんだなぁと面白かったです。

 記事を書いていたらゲームがやりたくなったので、ふたりでゲームして遊んできます。また来週!


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