口が悪くてひねくれてるけど、憎めないってことありますよね。
保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。
預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
2期生-7日目
『まぁ、悪くはないわね。』
1期生が大好きだったニャン太棒。
1期生と共に新しいお家に行ってしまったので。
2期生のために2代目ニャン太棒を購入しました。
今回は、白色バージョンです。
実は、預かり猫さん生活3日目に初対面をしたのですが、
シャーーーーーーーッ
なんですか、このフワフワした物は!
こっち来ないで!
触らないでーーー!!!
と、かなり拒絶されてしまいました。
翌日。
私と2代目ニャン太棒はめげずにご挨拶に伺いましたが、
シャーーーーーーーッ
また来たんですか!
まぁまぁフワフワで気持ちいいですよ。
どうですか?
優しくなでてもらった記憶、甦ってきませんか?
シャーーーーーーーッ
全然気持ちよくないわよ!
もうやめてちょうだい!
そうですか。
大変失礼いたしました。
さすがにまだご飯も少ししか食べれないくらい緊張してるのに、いきなり距離つめ過ぎでした。
ごめんなさい。
ということで、2代目ニャン太棒には少しお休みしてもらいまして。
あれから3日後。
最近はご飯も食べる量が増えてきたし、少しリラックスしたポーズをするようになってきたので。
ニャン太棒チャレンジ、いってみましょう。
以前はケージの外からでしたが、今回はケージの中におじゃましまして。
まずはご挨拶。
いや、2回ほどお会いしてるんですが。
記憶がないなら、その方がいいかもしれません。
はじめましてー。
フワフワなんで。
危害とか加えませんので。
触ってもよろしいでしょうか。
まぁ、少しなら。
やってみたらいいじゃない。
では、失礼して。
のどの辺りから。
触りますよー。
どうでしょうか?
じゃあちょっと他の所もやってみなさいよ。
では、背中とー、お尻の方も失礼します。
どうでしょうか?
はい、もう結構です。
出てってちょうだい。
と、こんな感じです。
1期生みたいにニャン太棒大好き!にはならなそうですが。
私は猫パンチを受けずに安全に撫でることができて。
預かり猫さんには撫でられる感覚に慣れてもらう練習ができて。
今回も、ニャン太棒とはいい相棒になりそうです。
2期生-8日目
『今は食べることが1番の楽しみです。』
かつおぶしが好きなことが判明した預かり猫さん。
ご飯には毎回かつおぶしをひとつまみトッピングします。
カリカリの方は種類を変えてみても特に変化はないので、カリカリの好みは特にないみたいです。
前の飼い主さんはかなり高齢の方だったので、もしかするとネコマンマを食べていたのかも?
あと、家猫歴12年なのにこんなに人を怖がるのは、もしかすると、もしかするとですよ、認知症になった飼い主さんに嫌なことをされたのかも?
なんて、猫ボラ師匠が話していました。
そういうこともあるかもしれません。
猫さんにとっても、飼い主さんにとっても、悲しいことです。
今後、そういうケースに出会った時。
お互いが幸せでいられる為に、私はどんなふうに介入できるだろう?
考えさせられるお話でした。
起業するまでの宿題にします。
で、違うんですよ。
悲しいお話じゃなくて。
食べることが楽しみになった預かり猫さん。
ご飯のお皿を回収しようとすると、ご飯エリアに降りてきて。
ご飯が来るまでそわそわして待ってるのが可愛くて可愛くて。
お腹が空くとキレるタイプみたいで、待ちきれずに猫パンチが飛んでくることもたびたびありますが。
お皿置くのが待ちきれずに、まだ私が持ってる状態で顔突っ込んできたー。
可愛すぎます。
昼間は隠れられる3階で寝て、時々ご飯食べたり、お水飲んだり、トイレしたりして。
夜は1階で爪を研いだり、寝っ転がって部屋の様子を観察したり、時々かわいく「にゃーーん」って言ってみたり。
私に言ってくれてる?
いや、たぶん、ただの発声練習か独り言でしょう。
ビビリ兄弟が「くるるるる?」「にゃぁーん」とか、明らかに1期生の時とは違う優しい声で預かり猫さんに話し掛けてるんだけど、無視されたり、シャーーッって言われたり。
ケージの近くを通り過ぎただけでフーーッって言われたり。
ビビリ兄弟の背中をさすりながら。
ドンマイ。
話し掛けてくれてありがとねー。
今はまだおしゃべりする気分じゃないみたいだよ。
嫌いなわけじゃないと思うから。
気にしない、気にしない。
少しずつお互いのこと知って仲良くなろう。
私もまだまだだし。
一緒に頑張りましょう。
2期生-9日目
『ご飯係だけやってくれたらいいわ。』
今まではお試し期間でしたが、正式にご飯係に任命されました。
ご飯が空っぽになるとご飯エリアでウロウロしたり、ご飯持ってきなさいビームを出して訴えてくるので。
なんとなくそんな感じがしました。
食欲が出てきたようなので、前回は敗北したちゅーる様も、今度は食べてもらえるかも?
と思って、
『ちゅーるチャレンジ〜リターンズ〜』
はい、今回もあっさり敗北しました。
このあとちゅーる様は、
『ちゅーる美味しいよアピール作戦』の任務で、ビビリ兄弟が美味しくいただきました。
ところで。
ご飯係への報酬で、食べている間だけ触らせてくれるんですが。
時々嫌そうに睨まれます。
いや、このくらいの報酬はいただきますよ。
食べ終わると、ペロペロとしばらく余韻に浸られるんですが、その時ずっと何か言ってるんです。
むにゃむにゃむにゃむにゃ、んにゃぁ
朝はチキン味だったけど、今のはサーモン味かしら。まぁどっちも悪くないわね。
こんな感じに私には見えています。
これが可愛くてずーっと見てると、そのうち。
うーーーーーーーーーーーー
なぁに?
いつまでそこにいるのよ。
もう向こう行っていいわよ。
そうそう、あなた、ちょっと触りすぎよ。
ま、かつおぶし忘れずにトッピングしてくれてるし。
ごちそうさまでした。
またよろしく。
こんな感じに私には見えています。
いやーわかりやすいツンデレ。
いや、デレではない。
ただのひねくれ者?
あまのじゃく?
うん、面白い猫さんみたい。
わくわく。
あとがき?
だいぶ私の妄想が入ってるかもしれませんが。猫語を翻訳できる能力がないので。
五感プラス第六感もフル稼働させて、猫とコミュニケーションを取ろうとしています。
本職の看護師として、言葉でコミュニケーションを取れなくても観察力で読み取る能力を鍛えてきたので。
それが猫にも通用するのか、試されてる感じです。
その結果、私が感じ取った預かり猫さんのイメージは。
口が悪くてひねくれた性格だけど、本当は人が好きで優しいお節介おばさん。
みたいな。
憎めないキャラです。
もしかして猫かぶってて違うキャラが出てくるかもしれないけど。
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