見出し画像

駐車場と車椅子

駐車場所を探すのにも時間がかかる

日常生活で車椅子が必要な次男(6歳)。
お出かけには車椅子を積んで、車で目的地へ移動。
駐車場は、車椅子の”出し入れ”と装具を装着した次男の”乗り降り”を考慮し、”車椅子マーク”のある駐車スペースに停めるのが常。
もし”車椅子マーク”の駐車スペースがなければ、両サイドが空いている駐車スペースを探します。
装具を装着した次男の足がよそ様の車に当たらないようにする為です。
この装具、脛に当たると激痛が走るくらい頑丈に作られているので、よそ様の車に擦りでもしたら傷が入ること間違いなしです。我が家の車に傷が入るのは全然大丈夫なのですが(笑)。物は使うと、”汚れ・傷・いつか壊れる”という私の考えです。
いい駐車スペースがなければ、駐車場内をグルグル30分くらい回ることもあります。

車椅子マークの駐車スペースでも


とある立体駐車場

運よく”車椅子マーク”の駐車スペースが空いて、いざ駐車。
意気揚々と車から降車、車椅子を下ろそうとリアドアを開けると・・・

はい、ドアオープン失敗(笑)

こんな風にフェンスがあったり、ポールが立ってたりで・・・リアドアの開閉ができないこともしばしば。
そんな時は、少し車を前に出してリアドアを開けられるスペースを確保したり(この時狭い駐車場だと動線を塞いで渋滞を作り出しちゃうことも)と、もう少し広ければなと思うことが多々。
我が家はサイドドアから車椅子の出し入れができるので、まだマシな方なのかな。
このシチュエーションで「トイレ!」と言われると・・・父ちゃん1人の時には泣きたくなります(笑)。

もう少しの・・・

色々と規定の中で作られている公共の利用物。
この規定がいつ制定されたものなのかわ分からないですが、恐らく当時の大きさと今の大きさは違っているはず。※ここでは車の大きさ
あと2年くらいで”車椅子マーク”の駐車場からは卒業予定の我が家。
我が家が半年でこう感じるくらいなので、”車椅子マーク”の駐車場を利用している人たちのほとんどが、そう感じているのでは。
少し視野を広げてみると、ベビーシート・チャイルドシートを乗せた車で”普通”の駐車場を利用する時も不便さを感じませんか。
赤ちゃん・子供の乗り降りの時に隣とのスペースが”もう少し”広いといいのになと感じます。
”もう少し”の声が反映される世の中になるといいですね。
利用者も”もう少し”素直な声を発してもいいのかなと思う今日この頃。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?