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トレーニングをするならトレーニングの原理を知ろう

今回はトレーニングをする人や指導者であれば必ず知っておかなければならないトレーニングの原理について解説していきます。

今回の記事は短めにしてあるので見やすいと思います😊

過負荷(overload)

目的が筋力の向上でも持久力の向上でも、過負荷をかけることが必須です。

日常生活より高いレベルで運動し、過負荷に対して徐々に適応していきます。
過負荷を与えるためには運動の強度や時間、頻度などを徐々に上げていきます。
トレーニングをしている人はオーバートレーニング症候群のことも頭に入れておきましょう。

可逆性(reversibility)

過負荷が取り除かれた時(すなわちトレーニングをやめた時)は運動によって得た体力は急速に失われていきます。

トレーニングを中止してから2週間以内に起こる最大酸素摂取量(VO2MAX)の著しい減少⬇️

特異性(specificity)

トレーニングに対する適応はその活動に関与する筋繊維のタイプ(遅筋か速筋か)、主要なエネルギー産生経路(有酸素性か無酸素系か)、収縮タイプ(等張性か等尺性かなど)に特異的です。

ランニングをしても腕の筋肉は発達しないし、ベンチプレスが強くなっても100m走は速くなりません。

サッカー選手がキック力を上げるためにレッグエクステンションをやり込んでも、レックエクスションが強くなるだけです。大腿四頭筋の筋力を向上させた上でキック力を上げるトレーニングを行う必要があります。

ベンチプレスで扱える重量を増やしたければ、ベンチプレスをする必要があります。
ベンチプレスを強くするのはマシンプレスやケーブルフライではありません。(間接的には強くすると思いますが)

過負荷(overload)、可逆性(reversibility)、特異性(specificity)この三つがトレーニングの原理です。

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