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痩せたい人は筋トレをするべき

こんにちは、TOMOブログです。少し大袈裟なタイトルになってしまいましたが、今回は筋トレするメリットなどを書いていこうと思います。

1:消費カロリーを高める

おそらく聞いたことがあるという人も多いと思いますが、筋トレによって消費カロリーを高めることができます。

まずは「筋トレをした」ことによってカロリーを消費します。そして筋肉が増えると日常生活などで消費するカロリーも増えます。

筋肉が増える事でまずは基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、ただ寝ているだけでも消費されるカロリーのことです。

もちろん寝ている時でもダラダラとNetflixを見ている時でも心臓やその他の内臓なども動いていて、呼吸や体温の調節なども行われているのです。

通常、成人の基礎代謝は1500〜1200kcalほどと言われています。(個人差有り)そして筋肉が1kg増えると基礎代謝は13kcalほど上がると言われています。

しかし、筋肉量が増えると共に他の組織も肥大するため「13kcal以上」というのが正しいかもしれません。

更に、筋肉量の多い人の方が同じ運動量でも消費カロリーが多くなります。当たり前ですが、60kgの体を動かすのと80kgの体を動かすのでは圧倒的に後者の方が体を動かすために必要なカロリーが増えます。

ですが、体脂肪でバカみたいに体重を増やすのは競技目的でない限り、好ましくないことは言うまでもありません。

まず、1kgの筋肉をつけるというのは容易ではありません。そこまでの道のりで消費するカロリーはかなり大きいです。

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2:最高の暖房器具を手に入れろ!

私たちの体温は何か問題がない限り常に一定に保たれています。ここでは体温の上昇に関わる二つの組織について触れていきます。

まずは、褐色脂肪細胞です。因みに、エネルギーを貯める役割を持ち世間から嫌われているのは白色脂肪細胞というものです。

褐色脂肪細胞というのは簡単にいうと熱を作る役割を持つ細胞です。この細胞は運動をしていなくても働いているため、基礎代謝をあげてくれるものです

冬眠をする動物はあまり動いていなくても体温を保つ必要があるため褐色脂肪細胞が発達しています。

また、寒い環境では体温も低下するため体温を上げる役割を持つ細胞はより働く必要があります。そのため人間においても冬や寒い環境の方が、熱を生み出すためにエネルギーを消費します。(つまり消費カロリーが上がる)

褐色脂肪細胞で体温上昇の役割を担うのはUCP1(ミトコンドリアの脱共役タンパク質)と言われるもので、通常はミトコンドリアという器官では私たちのエネルギーとなるATP(アデノシン3リン酸)を生み出しています。

しかし、このUCP1はミトコンドリアでATPとして作られる予定だったもの妨害し、熱にしちゃうんです(ビックリ)

こんな勝手にエネルギーを使ってくれているUCP1ですが、残念ながら日本人にはこれが少ない人が一定数いるようです。そのせいでうまく熱を作れないと1日あたり100kcalほど消費カロリーが減ってしまうみたいです。積み重なると大きな差です。

しかし筋肉にもUCP3というものがあり、これはUCP1ほどは多く熱を作り出せないみたいですが、筋肉は体中で結構な量があるためそれを考えると筋肉も熱を作り出すのにとても重要だと言えます。

ところで、筋肉の話に戻りますが筋肉にはサルコリピンというタンパク質が存在し、熱を作る上で重要なタンパク質みたいです。

ネズミで行った実験ではサルコリピンをノックアウトしたネズミは、気温4℃の部屋ですっかり体の中まで冷え切ってしまったようです。

しかし、褐色脂肪細胞を取り除いたネズミはしっかり体のコアの温度は保つことができました。これは、熱を生み出すために筋肉がいかに重要な役割を担っているかがわかるかと思います。

因みにここら辺の内容は東京大学教授石井直方先生の「筋肉の科学」やその他論文などを参考にしましたが、石井先生は「筋肉は冷え性にも効果的ではないか」とおっしゃっています。

サルコリピンは筋肉に存在しているため、筋肉が増えると熱を生み出す能力も向上すると考えるのは自然ですね。しかしまだわかっていないことが多いのも現実ですが…

まあ筋トレするメリットの一つである事に間違いは無いでしょう。

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3:糖尿病などの予防

肥満などはインスリン抵抗性をもたらします。インスリンとはご飯など食べた際、血液中の糖の濃度が上昇するとその糖を筋肉や脂肪などの細胞に取り込み血糖値を下げてくれるホルモンです。

インスリンの効きが悪くなるのがインスリン抵抗性であり、インスリン抵抗性により糖尿病になり、さまざまな障害を生み出します。

筋肉は収縮によって糖を取り込みます。つまり食事内容はもちろんですが、筋トレも重要になってきます。

脂肪はインスリン抵抗性の原因となりますが、筋トレをすることにより筋肉に取り込まれる栄養の割合が増えるため、いい事が多いです。

過去に少し詳しく記事で書いているためそちらもチェックしてみてください。


4:見た目

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過去の記事などでも書いた事がありますが、私はかつて身長165cmくらいで体重90kgくらいのクソデブでした。現在は身長170cmくらいで67kgくらいです。もちろんクソデブの状態では健康的とは言えないませんし、見た目も良くありません。(稀にデブ好きはいますが…)

そしてクソデブ経験者の私は断言できます「デブだと体が重い」。間違い無いです。特に長距離を走る時なんかは貨物トラックとスポーツカーほど違います。

もしこの記事を見ているデブの人に朗報です。デブは自分次第でどうにでもなります。疾患が無い限りはデブかどうかは自分の行動で自由にできるのです。

「俺なんか痩せれるはずが無い」と思っている人は自分でデブでいることを選んでいます。

最後に補足とし私はデブでいることは嫌ですが、デブになってもいいから美味しいものを食べ続けた方が幸せで多少不健康でもいいし見た目も太っていた方がいいと思っている人もいると思います。それはその人なりの人生の生き方のため尊重しましょう。


5:筋トレの楽しさ

最後に、筋トレは楽しいという事をアピールしたいと思います。

私は昔はゲームばかりをやっている子供でした。ゲームではキャラクターを育成したり、より強い敵に挑んだりする事がありますが筋トレも育成ゲームのようで楽しかったのです。

前より見た目が良くなる、前より重量が上がる。さらに結果を出すため栄養に気をつかう、色々と調べて知識をつける。といった感じで成長を身を持って実感できます。

そして、筋トレやダイエットというのは成果の度合いは人それぞれですが確実に結果が現れます。努力による成果を身を持って体験できるというのはとても素晴らしい事です。

実際には努力だけではどうにもならないことも多いですが、筋トレやダイエットによる成功体験は私の場合は、大きく人生にポジティブな影響を与えています。

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筋トレは長く続ける事が大切なので、自分のペースで継続していきましょう!

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