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|技|勝利までの道筋を想像する

試合で”勝てない”選手に共通してみられること。
それは『勝利までの道筋を描けていない』こと。

「うっちー」の経歴

こんにちは! うっちーです!
私の主な経歴を以下にまとめました。

・卓球の実業団選手として活動
・全日本実業団、全日本社会人に出場
・中学から卓球を始め、高校、大学、社会人でプレー

幼い頃から強かった選手には分からない感覚や悩み。私自身が弱い自分を    変えるために実践したことなど、私自身の経験をもとに、”中級者目線”だからこそ伝えられることを発信しています!

そんな”卓球中級者”の私の夢は今よりももっと ”強くなりたい” ”上手くなりたい” ”試合で勝ちたい” と思っている”卓球初心者・中級者”の方が夢や目標を達成するための力になることです!

これから”うっちー”と一緒に卓球に本気で取り組んでみませんか?

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勝利までの道筋を想像する

試合で”勝てない”選手は試合のストーリーを描けていないことが多い。
皆さんは淡々と試合が進み、”気づいたら11点を取られていた”という経験がないだろうか。
試合前に想像していたように実際の試合が上手くいかず、頭が真っ白になって、”気づいたら負けていた”という経験はないだろうか。
試合の中盤まではリードするけど、終盤になると”逆転負け”をしてしまうことはないだろうか。

”練習”ではいいボールが入っているけど、”本番”の試合になると別人のようになってしまう選手を見ていると以下のような特徴があると思う。

・自分の思い通りに試合を進めることが出来ない。
・リードを保てず逆転負けすることが多い。
・試合の中や1ゲームの中での勝負どころが分からない。

これらの特徴に当てはまる選手に共通することは”勝利までの道筋を描けてないこと”つまり『スコア・マネジメント』が出来ていないということだ。

”スコア・マネジメント”の考え方をすることで今よりも試合の進め方が上手くなり、リードを保ちつつ勝利することが出来るようになると思います。
そこで、今回は”スコア・マネジメント”とは何かについて考えましょう。

スコア・マネジメントとは

スコア・マネジメントとは前述したように
”どのように勝利するかという勝利までの道筋を描く”こと。
つまり”どのようにして11点を取るか”ということである。

大前提として以下のことを考えてほしい。

・11点制の試合では”必ず競り合い”になる
・リードされていても”サービス”がくれば逆転可能
・リードしていても”メンタルが崩れる”と逆転される

この前提を考えた上で以下のような実際の試合の場面を想像してほしい。

10-8で自分がリード、サーバーは相手

この場面、皆さんならどのように考えますか?
自分が10点を取っているから有利だと考えるだろうか。

私は、この時点では”互角”勝負は10-10になってからの自分がサービスの場面だと考える。
卓球はやはり”サービスを持っている方が有利”だと思う。
1球目攻撃と言われるように、サービスは回転やスピード、コースを自分の思い通りに出せる唯一の瞬間だからだ。

そのため【10-8で自分がリード、サーバーは相手】の場面ではもちろん11点目を取りにいくのだが”ジュースになる確率が高い”と思っておいた方がいい。
弱気になるのではなく、”ジュースになってからの戦い方”を意識しながら試合を進めていくのだ。
しかし、この時、自分が10点を取っているから有利だと思っていると、ジュースのなった時に焦る。
焦ると本来、有利であるはずの自分のサービスの場面でも失点して10-11となり、そのゲームを失うことになってしまいかねない。

このようにならないために次のことを意識してほしい。
2点差でもサーバーが相手ならまだ互角、次の1点を取りに行く

次に以下のような場面を想像してほしい。

8-6で自分がリード

この場面、皆さんならどのように考えますか?
よくあるスコアだから特に何も考えないだろうか。

私はこの場面で一番気をつけなければいけないことは”メンタル面”だと考えている。
試合の中盤までは必死に1点を積み重ねることを考えていたが、”8や9”というスコアになった途端、”勝ちを意識”して守りに入ってしまう選手が多いように見える。

守りに入ることでゲーム終盤の攻めが消極的になり、逆転されることが多い。

このようにならないために次のことを意識してほしい。
11点までが勝負。攻めの姿勢をやめないこと

まとめ

勝利までの道筋を想像する
『スコア・マネジメントの考え方で勝つための道筋を描く』

『2点差でもサーバーが相手ならまだ互角、次の1点を取りに行く』
『11点までが勝負。攻めの姿勢をやめないこと』


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