見出し画像

産休入りの寂しさをかみしめつつ女性の揺らぎについて

明日から産休に入る。
引き継ぎややることがぎりぎりまであって、それに息子の赤ちゃん返りも重なって、ここ2〜3週は気持ちが張り詰めていたように思う。

もう、張り詰める必要がなくて、なんだかぽっかり穴が空いてしまった。
もっとすっきりすると思っていたんだけど。

小さな職場にもかかわらず皆に快く送り出してもらった。特に一緒にやってきた上司と同僚は少し寂しそうで心から復帰を待ってくれている様にも感じた。

そうか、今わたしはさみしいんだな。

子どもが産まれるのはこの上ない喜びだけれど、こうやって社会から一旦抜けるのは言いようのない寂しさや不安がある。
1年くらいで復帰するのは分かっているけどそんなの関係なく。

✳︎

妊娠して出産して育児するのはなんだかんだ孤独だと思う。
そう思うのは間違っているかな。
でも自分とのたたかいが多すぎる。

つわりで苦しんだり変わりゆく体をみて感じつつ自分の体と向き合って、移りゆきやすい自分の感情と向き合って、一旦社会を離れることで属する社会の中の自分を見つめることになる。

その中の様々な葛藤は、他の人の助けがあれど最終的には全て自分に委ねられる。

自分の身体を、心を、社会の中の自分をこれでもかと言うほど感じて考えざるを得なくなる。

そうやって揺らぎながら強くなっていくのかな。

女性は揺らぐからこそ強いと聞いたことがある。

身体も感情もたくさんの幅を持って揺らぎながら進んでいくことに意味があると信じて、成長した自分を持って社会に戻っていきたいと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?