留学という名の推し活 inタイ③
前回は1週間目の藤井風推し活記録。
今回は2週目について。
Day9 ニューハーフショーの帰り
タクシードライバーさんに「Have you heard the name of Fujii Kaze?」という質問をしたら「藤井風は知らないけど、YOASOBIは知っているよ」って答えがきた。
YOASOBIの楽曲も私はよく聴いているので、嬉しかった!!!
Day10 最終プレゼン準備
語学力向上を目的として、平日は大学で英語の授業を受けて、プレゼンテーションを行うこととなっているこのプログラム。最終プレゼンは、4~5分ほどフリーテーマで皆の前で発表することとなっていた。(これまではグループを2つに分け、16人×2で授業が進んでいたのである。)また、大学生のボランティア(いわゆるTA)も見に来ると言われた。
もちろん、テーマは迷うことなく「藤井風」。5分間ずっと自分のターン確定で英語で推し紹介して下さいと言われているようなもんですよ。こんな機会滅多にない。ということで明日の本番に向けての準備日でした。
しかも、パワポ資料も一緒に使って説明ができる!(そりゃプレゼンだからね)写真の選定はかなり難航したのを今でも覚えている。初めて知る人に何から伝えればよいのか考える作業は難しいけど楽しかったな。僅か6枚のスライド作成に2時間くらいかけた気がする。拘り度半端ない。
あと、私の想像以上の熱意に気付いたのか、プレゼンの準備時間中に隣の子が「彼の曲聴いてみるわ~」(しばらくして)「あんなにハードル上げてたのに、それを越えてくるクオリティだったわ」って言ってくれてにっこりでした。
Day11 遂にプレゼン
当日。丁度私の発表順が真ん中で、休憩後1発目という気持ちをリフレッシュして臨める番でツイているなと思った。しかもちゃんとTAが観に来ている…!ワクワク。
プレゼンは余り緊張せずにゆっくりと大きな声で喋れたのが良かった。途中、彼の年齢を間違えて16歳と言っていたらしい。26歳なのに。
とはいえ、自分の好きなものをプレゼンするってこんなにも楽しいことなんだと気づけた。
オススメの曲は全部なんだけど(彼が無駄な曲は一つも作りたくないと言っていたし、クオリティに拘っていることがひしひしと伝わる)その中でも大衆受けしそうなものということで『きらり』『まつり』の2曲を紹介した。
TAの人も『まつり』ダンスを知っているとのことで、もう目的はしっかりと果たせた感があるぜ。
そのあと、お別れパーティに参加し皆でご飯を囲んだ。丁度↑このTAと同じテーブルについたので何経由で知ったのかを聞くと、tiktokの「死ぬのがいいわ」というまさにドンピシャな答えが返ってきた。本当に本当なんだということを実感できた。最高すぎる。TAの方が好きだと言っていた曲は『grace』。 この曲も魂が浄化される感じがするし好き~~
その後一言みたいな感じで私の所にも振られたので、皆・TAへのこれまでの感謝を伝えました。あと、裏目的を開示し、少しでも興味を持ってくれたら嬉しいのと、藤井風に限らず日本のアーティストやアニメが伝わっていて良い作品って国境を越えるんだなという感想を伝えた!日本人の通訳抜きで、自分の英語で伝えることが出来て自信になった。
その後はカラオケになったんだけど、もう1曲チャンスがあったら『まつり』歌いたかったな笑笑
そんな感じでこの日はめちゃめちゃ推し活出来て楽しかった一日だった!
Day13 サイアム聖地巡礼
次の日が飛行機乗って帰国するだけなので実質今日が最終日。
サイアムと呼ばれる地区の散策日となっていた。日本で言う渋谷や原宿みたいな若者向けのポップカルチャーが集うところ。
留学中の自由時間に行けたらライブ会場に行きたいな~と思っていた私。なんと、ライブ会場がサイアム地区にあることを知り狂喜乱舞。(Day11の夜に確か気付いた)
最初はデカいショッピングモールで腹ごしらえして、この後の流れについて考えていたのだが「ライブ会場行きたい!」と伝えた結果、一緒に後輩の子とTAもついてきてくれることになり感謝感謝。
待ち合わせ場所から少し歩いたところにあるサイアムスクエアワンの7Fにある、K Bank Siam Pic Ganesha というホール。ショッピングモールの上層階にある。
ライブ会場(今日は何もないけど)にたどり着くことが出来、感慨深かった。沢山写真も撮った。何もないところに付いてきてくれて、本当に感謝しかない。そして、こんなに振り回してごめんなさいね。
後から見返して気付いたけど、これピースじゃない。タイダンスでやったポーズだと気づき、リサーチ不足を後悔した。それでも留学中にやりたかった聖地巡礼を行うことが出来て大満足。
Day14 帰国日
日本から持ってきたお土産を、TAに渡した!その時に付箋で一言感謝メッセージを入れたかったので、持ってきていた公式グッズ付箋使った!どこで使うか分からないもんだね。そしてTAとお別れをし、搭乗へ。
無事に日本に到着し、グループメンバーと空港でお別れしたのだが「とむのおかげで更に藤井風好きになったわ、ありがとう」と言われて嬉しかった。もともと楽曲をいくつか知っていたことも嬉しかったが、熱意を持ってやるとそれが伝わることを実感できた。多くのメンバーが私のことを藤井風ファンだと認識したことだろう。ちょっとは興味を持ってくれたかな。しめしめ。
総括
非常に充実した、留学という名の藤井風推し活であった。
マジで楽しかった!!!
再掲になってしまうが、音楽は勿論、良い作品は国境を越えることを肌で実感でき、実りある留学になったと心から思う。これから留学に行こうとしている人は、是非自分と同じものを好きな人を探してみたり、海外で推し活をしてみたりするのはいかがだろうか。
読んでいただきありがとうございます。
ではまた!
とむ
追伸:パスポートも作ったし、海外で過ごせたという自信がついた。今度はMVの聖地巡礼で海外に行ってみたいな。(NYとかね)
推し活以外の面のタイ留学についても記事を書きたい。価値観を揺さぶられるほどの体験を沢山したから。
追追記:藤井風に興味を持った方、次はこちらのアルバムを聴くのがおすすめです!『きらり』が一曲目、『まつり』は二曲目に収録されています!
本当にどの曲も素敵すぎる、と私は何回聴いても思うほどです。
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