見出し画像

iOSアプリ開発エンジニアである私が行動経済学を学び始めている理由

はじめに

システムエンジニアのとむと言います。
新卒からバックエンドエンジニアとして2年弱働き、転職してiOSアプリ開発を始めて1年が経過しました。
そして最近「行動経済学」について学び始めてます。

なぜ一見エンジニアと全く関係のない行動経済学を学んでいるのか、これをまとめようと本noteを書きました。

エンジニアになったきっかけ

私は大学生の頃、プログラミングやシステム開発とは無縁の商学系の学部生でした。

ではなぜそもそもシステムエンジニアになったか。
これは学生時代の自分の体験に基づいてます。

若気の至り(?)で意識高い系の界隈に顔を出していた時期がありました。
学生向けの怪しい起業家育成スクールとかその他もろもろです。
(※世の中にはちゃんとしたものももちろんあります笑)
その時にモノを売ることを体験したのですが、どうしてもやる気が出なかったのです。
これを売ってこいと言われてせっせと営業を掛けることそのものに何か違和感を持ってました。

当時その違和感がどこからきているかを自分なりに模索して行き着いたのが「自分が生み出してないものを売りたいか?」という思いでした。

自分が売りたいと思えないモノを売らないといけない状態は辛い。
ビジネス全般に興味があるが、モノを売る前にまずは自分でモノを作れるようになりたい。

作り手に一種の憧れもあり、モノを作るという観点でどういった職に就きたいかを調べた結果システムエンジニアになることを決断しました。

つまり「プログラミングが好きで気付いたら仕事になったいた」パターンの生粋のエンジニアとはタイプが違うのです。

行動経済学を始めた理由

システムエンジニアになって今年で早くも4年目になります。

未経験新卒からこの業界に飛び込んだため、慣れないことばかりで必死に業務をこなす毎日でした。
エンジニアを志したルーツの違いもあり、周りにいる生粋のエンジニアと自分を比べて劣等感に襲われることも多々ありました。

最近少し自分の中で余裕が生まれ、過去を振り返りながら改めてどういった人生を送っていきたいかを考えるタイミングが出てきました。

それによってそもそもプログラミングをするためだけにエンジニアになったわけではない、もっとビジネス全般に携わっていきたいという気持ちを思い出すことができました。

その中でも「買ってもらうためにはどういった設計をする必要があるか?」「どうすればユーザーの満足度が高くなるのか?」というようなことに興味があることに気が付きました。
そしてこういった観点を踏まえたサービスや商品を作るためにはUXを設計することが重要と知りました。

「ユーザーエクスペリエンス(UX)」とは?
ユーザーエクスペリエンス(User eXperience)とは、「ユーザーが、ひとつの製品・サービスを通じて得られる体験」を意味しています。このユーザーの体験を改善することで、利用者にとって製品・サービスを向上させることを目的としています。

https://www.innovation.co.jp/urumo/ux/ 引用

UXを考える際にユーザーがどういった理論で行動を選択するかを理解することは不可欠です。
そして人間の行動に着目した学問こそが「行動経済学」となります。

従来の経済学だけでは通じない、人間が持つ非合理な一面を踏まえた行動経済学を習得することで、より良いサービスや商品などのモノを生み出すための設計もできるようになります。

「システム」から「サービスや商品」といったより大きな範囲でモノを作ることに繋がります。

学生の頃から「モノ」を作ることに憧れを抱いていた私にとって、とても魅力的な世界です。

大学生の時に授業で少しかじっていたため学び始める上での心理的な障壁も低いこともあり、「行動経済学」を軸においたUXデザインを極めようと決めました。

これからについて

私はシステムエンジニアです。
モノを作ってなんぼの世界で生きています。
そして私自身今はまだまだ未熟ですが、「作り手」であることから外れたくないです。

iOSアプリ開発エンジニアとしての実力をつけ、システムを作れるようになったその上で行動経済学を軸としてUXデザインに精通している、サービスを作るエンジニアになる。
これが私の夢であり目標となります。
そのために開発スキルを高めながら行動経済学を学び始めたのが今の私となります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?