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運がいい状態を作り出すには


事務処理が苦手な後輩に、エクセルのマクロを作成してもらう作業に入ってもらうと
とても楽しそうに作業しており、結果的に良いものができたという経験がありました。

何事も適材適所で、得意な人が得意なことをやることが、みんなの幸せにつながるんだと身をもって気付かされましたね。

どうやら運がいい状態というのは、実は自分の行動や考え方によって作り出すことができるっぽいです。

中野信子さんの「運がいい人」の本を読んで刺さった内容と自分の経験を以下にまとめてみました。

①今の自分を大切にする

割れ窓理論(治安が悪い状態がどんどん増長される)が人間にも当てはまるみたいですね。要は、自分を大切にしていないと,他の人からもぞんざいに扱っていいのだと思われしまい、周りが同調してエスカレートしていくというものです。

現状、自分で実践している方法としては、何かミスした時に結構落ち込んでも

「こんな自分でも好きでいいよね。」

と唱えることですぐに切り替えられるようになりました。
こーれ結構オススメです。自分を責めても何もいいことなんてなかったんですね。

自分も自虐で笑ってもらうことで人間関係を維持しようとしていたのですが、馬鹿にしてくる人がどんどん増えていくし、自虐のたびに自分の身が削れる音がして辛かったので、まずは自分を大事にしようと思います。

②自分は運がいいと決める

自分は運がいいと決めてしまうことで、何か上手くいかなかったとしても
運のせいにすることなく、上手くいかなかった理由を探したり次への行動に移しやすくなるというメカニズムですね。

それではどのように脳に刷り込んでいくかですが、自分でノートに書き込んだり、運がいいと唱えることによって、視覚や聴覚、触覚などによって色々な感覚から脳にアプローチすることによって効率的に刷り込むことが大切なのではないかと思います。

自分の車は良く鳥のフンをお見舞いされる(隣にも車が並んでるのに!)のですが
「運」がついていることにすることで「やっぱり自分は運が悪い」と落ち込むことがなくなりましたね。

③自分の面白いこと、やりたいことを明確に、常に、持っている

これは引き寄せの法則にも似ていると思いますが、夢や目標をしっかりと持って離さないようにすることが結果的に運を引き寄せることにつながるということですね。

また、やりたいこと、面白そうだと思う方向に進んでいる時、脳にはドーパミン等の快楽物質が分泌され、それにより脳のパフォーマンスが向上するようです。

つまり、やりたくないことを我慢してやるよりも、面白そうだと感じる方向に振り切ることで結果的に自分の思い通り、運のいい方向に向かっていくということですね。

1ヶ月ほど自分のやりたいことを手書きでノートに書き込むことをしているのですが、具体的に書き込むことでワクワクするし、手を動かすことで作業興奮につながるのでおすすめです。

おわりに

自分もより運がいい方向に持っていきたいので、最近は日々のやることリストに

・「自分が好き」と10回声に出す。
・うまくいかなかった時「こんな自分でも好き」だと唱える。

ということを追加して実践しています。一番良くないのは、自己否定することで行動が止まってしまうことだから。

今、運が悪いと思っている人にも、考え方と行動パターンによって運が引き寄せられることに気づいてもらえる機会になれば幸いです。

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