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「知ってる」って取っ掛かりとして強いよなあと…。

8月14日、たそがれコンサートが無事終演いたしました。

急遽決まった出演でしたので事前の告知などはあまりできませんでしたが、元々見に来られるご予定だった方からメッセージをいただいたりしてとても嬉しかったです、ありがとうございます。

高校吹奏楽部時代の先輩も来てくださっていたそうで、久々にLINEをもらいました。
実はサムネの写真もその先輩が撮ってくれたものです!いい写真。


たそがれコンサートは歴史の長いイベントで、どうやら昭和25年から続いているそうです。
私の中でも夏の風物詩的なイメージを持ってましたし、実際何度も足を運んだことがあるイベントですので感慨深いものがありました。

今回出演させていただいた大阪コンサートブラスのステージも過去に観に行ったことがあったなあと、お声掛けいただいたときにふと思い出したり…。

このコンサートはサムネの通り野外の音楽堂での開催。入場無料、申込の必要なし。座席も2200席と充分に余裕があります。
このような、ふらっと行ってみようかなあなんて気分にしてくれるコンサートってなかなか貴重かもしれません。
たそがれコンサートが長く続いている所以かもしれませんね。


さて、私が出演した大阪コンサートブラスのプログラムはこんな感じでした。

・オリンピックスピリット
・アルメニアンダンス
・トッカータとフーガ
・チャルダッシュ
・ディズニーファンタジー
・リバーダンス
・ウィリアム・テル(アンコール)

自分が客席で聴きたいくらいワクワクするプログラムです。
曲名でピンとこない方でも意外と知ってる曲は多いかと思います。

ライブ配信を見てくださった方からの情報によると前後半でお客様の入れ替えも随分あったようですので、やはり「大阪コンサートブラスを聴きにきました!」という方もたくさんいらっしゃったかと思いますが、それでも普段の演奏会と比べると初めて聴く方や楽団のことを知らない方も少なくはないと思います(客席かなり埋まってましたし!)。

今回のプログラムはクラシック曲の中でも聴き馴染みのあるものが多かったり、吹奏楽でも親しまれている曲が入っていたり(吹奏楽のイベントなので。吹奏楽ファンにはばっちりハマるはず)、各曲の尺も長すぎずいろんなカラーの曲が並んでいて、こういったイベントならではのプログラムだなあと勉強になりました。

SNSの反応を見ていても、楽団のコアなファンにはこの曲がウケてるなとか、楽器やってる人ならではの視点だとか、普段こういう音楽を好んで聴いてる方はそうなのかとか、ある程度どの曲にも様々なコメントが寄せられており、客層の広さを実感しました。


少し話題が変わります。

毎日noteで記事を読む中で、どの記事を読むかの決め手になるのはやはり見出しです。

その中でも「〇〇に初めて行ってみた」系の記事はついつい読みたくなってしまいます。
「新規の感想ありがたい」とかなんとかSNSでよく見かけますが、音楽関連の記事はそういう気持ちもありつつ、それとはちょっと違うベクトルで。

「初めて」の体験記ですから、新鮮な出来事の連続が書き綴られるわけです。

どんなところにときめいたかというのはもちろん、どういう部分に戸惑うのか、不安に感じるのかであったり、今まで足を運ぶに至らなかった理由、逆に今回は重い腰を上げて行ってみようかなという気持ちになった理由も書かれていたりするので、そのあたりも興味深いポイントです。

今日はひとまず音楽、コンサートに焦点を当ててお話ししますが、例えばクラシックのコンサートの体験記であれば、曲についての感想はもちろん使われている楽器であったり、コンサートホールという場所自体への目新しさなどなど…何を新鮮に感じるかはそれぞれです。


これは当然の話ですが、人は今までに経験したことをベースに物事をはかります。

今までの経験とギャップがあればそれが新鮮さであり、違う世界だと思っていたのに意外と今までの体験とリンクするところがあれば、それは親しみやすさになるのかもしれません。

例えばオーケストラを生で聴くのは初めてだけど知ってる曲がプログラムに入ってるとか、そのあたりが分かりやすい親しみやすさかなと。

もっと言えば、知っているからこそ良さが分かるみたいなところもあると思います。

録音でしか(BGMとかも含め)聴いたことないけど、生で聴いたらこんな音がするんだとか、吹奏楽でしか聴いたことなかったけど英国式金管バンドでやるとこうなるんだとか。

その音楽ジャンル、演奏形態、プレイヤー(演奏団体)が大好きで聴きにいらしてる方もたくさんいる中で、どんなプログラムを選択するかって難しい問題だとは思います。

そんな中で、私の肌感覚ではありますが選曲とその日の演奏がお客さんにもばっちりハマっているように感じられたのですごいなあと…。

ご縁に感謝ですね。
とっても楽しいステージで、いい夏の思い出をいただきました。

ちなみに今回出演いたしました楽団「大阪コンサートブラス(OCB)」の次回定期演奏会は2025年3月27日ですので、ぜひ!

それでは、今日もモリモリ頑張りたいと思います。


【告知】

オオサカンジュニアバンド出演者募集←new!
②オオサカン昼下がりの音楽会シリーズ アンサンブルコンサート『ローブラスアンサンブル〜てんこ盛りローブラス〜』
③バリチュー大好き倶楽部4


【大阪府内中高生対象】
あきおんスペシャルジュニアバンド出演者募集中!

本番日程:11月3日(日祝)
応募締切:9月1日 23:59

・フィルハーモニック・ウインズ 大阪(オオサカン)の開催する野外イベントに出演できます。
・オオサカンの楽団員も講師として合奏レッスン、本番に参加して一緒に演奏します。
・吹奏楽の定番曲『アルセナール』を作曲したヤン・ヴァンデルロースト氏による特別レッスンがあります。
・応募者には特典として10/20の定期演奏会にご招待いたします。

ぜひご応募お待ちしております!

詳細は以下のリンクから↓


オオサカン昼下がりの音楽会シリーズ
アンサンブルコンサート『ローブラスアンサンブル〜てんこ盛りローブラス〜』

日時:8/24(土)14:00開演
場所:豊能町立ユーベルホール(ロビー)
入場料:1000円
※私個人のSNS(noteから飛べます)のDM等でもチケットご予約いただけます。

ローブラスとは…トロンボーン、ユーフォニアム、チューバのこと。

低音にまみれることができます。
曲目もクラシックからポップス、ジブリなど多種多様。
バラエティ豊かなローブラスをぜひ聴きにきてください。


バリチュー大好き倶楽部4

日時:9/28(土)14:05開演
場所:今福音楽堂ホール
入場料:無料(予約不要)

プロアマ問わずユーフォニアムとチューバが好きな方が集まってコンサートをやります。

私が参加するのは数曲ですが、予約なしで気軽にバリチューバ(ユーフォニアムとチューバのことです)アンサンブルを聴ける機会なんてなかなかありません。レアです。
ぜひお気軽にお越しください。

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