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硬結の反対の事象はあるのでしょうか?

過去動画で勉強してくださった方の、ご質問であると思いますので、硬結についての説明は省かせていただきます。
硬結にまつわる過去動画一覧はこちらになります。


石坂流における硬結の反対事象とは自分もあまり聞いたこともなく、考えたこともないのですが、考察してみたいと思います。
*松田先生にも今度伺っておきます。

質問1 「硬結の反対の事象はあるのでしょうか?」

硬結とは、「フォノグラムの渦(固定化された電磁場)が、身体内の化学物質と結びつき、物質的な塊となってしまった生命の末路のようなもの」だと
私は理解しています。
これを解き、物質化してしまった生命のエントロピーを減少させ、もう一度生命化させることが鍼の本来の目的です。
*この時、フォノグラムの音響対称性は最大となり、その図形パターンは曼陀羅図形になります。
また、それは、トーラス場と同じものを形成します。



であるならば、硬結の反対事象とは、物質から解き放たれた生命という事ができると思います。
身体から解き放たれた精神とは、おそらく真我のことであると考えられます。
精神や魂の概念は、自我意識であるため、おそらくそれが身体を物質化に向かわせている諸力であると考えられます。
そう考えますと、硬結(不共鳴支点、音楽的には唸り)が自我(大脳の神経伝達による意識)を構成しているとも考えるとことができます。
したがって、硬結の反対事象というのは真我であると考えることができます。
では、真我とは何か?と問いを変えてみますと
それは硬結の反対事象であるならば、エントロピー減少の極限であり、音響対称性最大の極限であり、音楽的な唸りがゼロ(ゼロビート)であり、フォノグラム図形が曼陀羅図形であり、トーラス場が形成されていることであるということが出来ます。
つまり、身体が硬結が消えうせたとき、自我も、この電磁的宇宙も消え去り
真我だけが残るということになります。
真我というものは定義しずらい概念ですが、硬結の反対事象を考察することでこのような考察が可能になりました。

質問2「フォノグラムの渦はほどけすぎるとどうなるのでしょうか?もし、そうなったらどのような体感が出る可能性があるのでしょうか?」

この問いの答えも上述までの内容でほぼ答えていると思いますが、
渦がほどけ過ぎると、自我意識が消滅していきます。
それを体感で表した記述はさまざまに言われておりますが、
いわゆる「至福」体験と言われるものです。
これは、先入観になってしまう恐れがありますのでこれ以上ここでは言及しませんが、「弛緩でも緊張でもない状態」といういい方にとどめておこうと思います。

質問3「蒸留水を使って音響対称性を高めることによる弊害にはどのようなことが考えられるか?」

これも上述の質問に対する答えから理解できると思います。
真我達成に結びつくことが弊害であるとすれば、それは何でしょうか?
社会生活をしながら真我達成できることの弊害は一つもないのではないかと思います。
また、蒸留水は常習性もなく、必要が無ければ飲まなくなりますので問題は無いです。
ただ、何をやっていても、依存心(自我)の強い方は、それが何であれ依存していきますから、何が問題というよりも、依存心そのものが問題であると考えたほうが良いです。



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