浅草寺は四万六千日
東京都台東区浅草は浅草寺。このお寺のご本尊は観音様。
その観音様の御縁日のうち、四万六千日分の功徳が得られるとされるのが、四万六千日(しまんろくせんにち/よんまんろくせんにち)。
御縁日なので毎年7月9日、10日と定まっている。
この期間、1度参詣すると四万六千日参詣したのと同じ御利益があるとされる。1度参詣しただけで126年分の御利益が得られるのだから、スーパーのポイント10倍デーなど目ではない。
この四万六千日、通称は「ほおずき市」と呼ばれ、先日の入谷の朝顔市と同じ様に、その名の通りほおずきを商う店が軒を連ねる。
ほおずきは、鉢植えで2,000円から。やはり、番号が書かれた札があり、毎年同じ場所に店を構えるらしい。
そんな有難い行事の当日、友人と一緒に出掛けたまでは良かったが、午前中は雨が降り、風も強いという生憎の空模様。
ほおずきを売る人達も、流石は商売の方、声の威勢が良い。ただ、人の数と天気のせいで、少々控えめだった。
ほおずきは鉢植えの物もあれば
赤く色付いたほおずきの実、枝を売る店もある
見ていると鉢植えは赤く色付いた実と、青い実が混ざり、実そのものや枝だけのものは真っ赤に色付いたものを売っている。
また、実、枝を売る店のほおずきは手の平より少し小さい程の実なのだが、鉢植えのものは、もっと小さな実が付いている。
これから育てる楽しみ、色付く楽しみを味わいたい人は鉢植え、真っ赤に色付いた実を楽しみたい人は実、枝を買うと良いみたいだ。
風で斜めに降り頻る雨にもめげず、ほおずきの鉢、枝を買って帰る人、配送を頼む人、色々な人がいた。
しかしまぁ、余りにも微妙な天気。
こちらはいい加減めげて、友人と「明日もう一度来ようね。」などと言って、浅草を後にするのであった。
行った日:2016年7月9日 10時~
ちなみに余談となるが、午後は大荒れの予報であったこの日、午後になるにつれ天気が回復したため、何で浅草を後にしたのか、イマイチ意味が分からなくなってしまった(笑)。
しかしながら、浅草の代わりに、目黒に行き、目黒不動尊、五百羅漢寺、目黒雅叙園の「和のあかり」展、大円寺などを見て遊んだので、結果としては良かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?