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入谷朝顔まつり

 東京都台東区入谷で行われている入谷朝顔まつり、通称「朝顔市」に行って来ました。
 入谷朝顔まつりは7月6・7・8日の3日間、入谷鬼子母神(真源寺)を中心として、朝顔市の名の通り、朝顔を売る店が軒を連ねる行事です。

 場所は東京メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩1分、あるいはJR山手線・京浜東北線「鶯谷駅」徒歩3分。
 会場となる言問通り沿いには、日よけのブルーシートの下、とても多くの店が並んでいました。人も写真では少なく見えますが、歩いているとギュウギュウに。

 店の屋号は良く分かりませんでしたが、一軒一軒に番号が与えられていて、店のどこかに赤字で書かれています。
 毎年同じ番号、同じ場所なのだとか。

 ここで売られる朝顔は、どの店も「朝顔定価表」(平成28年度)に従い2,000円から。
 大きい物、変わった物は2,500円、3,000円と値段が変わるようです。
 朝顔の花は、少し元気がないようにも見えるのですが、とあるお店のお兄さん曰く、ブルーシートで日よけをしているため、昼夜のバランスが上手く取れていないからだそうで、家に持ち帰って朝は明るく夜は暗く、リズムを付ければ元気に美しい花を咲かせてくれるのだそう。

 そんな大事な知識も与えてくれる店員さん達。
 じーっとお客さんを待つ店員さん、どんどん声をかけて積極的に呼び込む店員さん、色々な方がいらっしゃる中、あるお兄さんの呼び込みは
「さぁ、買わなくて良いから、ウチの可愛い子見てってよ!」
 丹精込めて育てた朝顔への愛情を感じる呼び込みですよね。
 若いお姉ちゃん達には「ジャニーズ系が良い?韓流?言ってくれたら選ぶよ!」なんて変化球も投げてました。

 朝顔市を暫く歩いていると、入谷鬼子母神こと真源寺に到着します。
 今の期間は鬼子母神様の御開帳。更に朝顔市の期間だけ授与される朝顔のお守りもあり、更に更に境内でも朝顔市。
 参拝客でごった返していました。

 朝顔市の期間中、朝顔の店が軒を連ねる場所から言問通りを挟んで反対側には、色々な屋台が軒を連ねてならんでいます。
 いわゆるお祭りの屋台で食べ物から飲み物まで取り揃っていますので、お腹が空いたら反対側に行ってみるのも良いでしょう。

 僕が行ったのは午前11時過ぎだったのですが、17時~21時の間は言問通りが歩行者天国となるそうです。
 すれ違った奥様方が「夕方になってから、歩行者天国になってからのが活気があるのよ。」なんて仰っていました。

 そんなこんなで、夏の風情を味わって来ました。
 今日は午前中でしたが、夕方から行くと、また違う風情が味わえるのでしょうね。
 もし、気になったら明日、明後日と開催されていますので足を運んでみて、更に一目惚れした子がいたら、買って帰って下さいませ。

行った日時:2016年7月6日 11時頃

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