DAY 18 『羊たちの沈黙』/好きな俳優・女優が主演の映画

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DAY 18 "a film that stars your favorite actor/actress."

好きな俳優/女優は?
と聞かれると即答するのが難しいです

マッツ・ミケルセン
クリスチャン・ベール
ティモシー・シャラメ
ロバート・デ・ニーロ
クリス・エヴァンズ
キアヌ・リーブス
ゲイリー・オールドマン
ヒース・レジャー
ベネディクト・カンバーバッチ
クリス・プラット
ポール・ダノ
レイチェル・ワイズ
ティルダ・スウィントン
キャメロン・ディアス
ケイト・ブランシェット
サラ・ポールソン

ぱっと思いつきで書いてもこれだけ出てきますし、
もう少し熟考できれば倍は挙げられると思います

その中でも1等好きな俳優であり、
演技をする身としても心から敬愛する名優/アンソニー・ホプキンスと、

洋画好きの道を歩む原因となった作品について

洋画にのめりこんだきっかけ

(以下、Tumblr『二人の教皇』記事の1部分を焼き直しています、作品についてはまた別途)

DAY0で少し触れたとおり、
家庭環境から洋画や洋楽に触れることが多かったのですが、

何を隠そうアンソニー・ホプキンスこそが、
私が洋画にのめり込んでしまった大きな要因です

心を奪われたのは学生時代、
初めて観た『羊たちの沈黙』で目にした

彼が演じるハンニバル・レクター

劇中、クラリスとレクター博士が初めて会うシーン

観客主観で廊下を歩き、
博士の独房へと視線を送ったときのあの佇まい

静かに立っているだけなのに危機感を抱いてしまう、あの居方

舞台でもない、映像で、しかも格子越しのはずなのに、
スクリーンを突き破って肌で感じてしまうほどの戦慄

そのまま獄中のシーン、
クラリスとの会話で見せる穏やかな品格と豊かな知性、

一方で「早くここを離れなければ」と思わせるような、青い瞳の奥の狂気


演技でこんなことをできる人がいるなんて

そう思わずにはいられないほど、魅了されてしまったのをよく覚えています

思い返せば、作品を観たのは俳優を志したいと思い始めた時期で、
確実に今に至る一因だったと考えます

あんな俳優になりたい、
と口にするのは憚れるほど、まだまだ未熟ですが

映像で観たにも関わらず、
あんなに生々しく観る側を魅了するあの技に畏怖を感じ、同時に強く憧れてしまいました

映画俳優好き

制作した側でなく、
最初は俳優を注視しがちな映画好きになったのは間違いなく彼の影響で、

あとから脚本やその俳優を使う監督の重要性に気づき、

慌ててそちらの知識も取り入れるようになったのは、
恥ずかしながらもう少し後だったりします


余談

本作品の制作から約30年経っていることに驚愕しました

『羊たちの沈黙』は何度も観ているのですが、
その度アンソニー・ホプキンスの演技には同じように魅了されるので

巧みな芝居は色褪せないということを、身を持って実感しています

そんな芝居が遺せたらいいなあ、とひとりごちました
まだまだ精進いたします

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