DAY 22 『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』/腹の立った映画

DAY 22 "a film that made you angry."

今回は特にセレクトが難しいテーマでした

映画を観て怒った記憶がなく、
何か無いかな、うーんと考えた結果

捻り出できたのが本作品

『ハムナプトラ』シリーズについて

先に申し上げておきますと、
『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』
『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』

上記の前作2本は、
こちらもビデオを擦り切れるほど観ていたシリーズで、
お気に入りの作品でした

エジプト神話のロマン溢れるストーリーに、スリルのあるアクション
(私の世代のインディ・ジョーンズ的な位置にあたる、と個人的に思ってます)

聡明で美しいヒロインのエヴリンこと、レイチェル・ワイズ

『マスク』のキャメロン・ディアスについて先日書きましたが
今作品のレイチェル・ワイズにも非常に憧れていました

2人とも今でも理想の女性です

そして、3作目が本作品なのですが、
制作決定の折は非常に喜んだのですけれど、

蓋を空けてみると

レイチェル・ワイズがいない/エジプトが舞台じゃない

もはや別の作品で良いのでは、というのが正直な感想でした

主役のブレンダン・フレイザーとエヴリンの兄役ジョン・ハナー続投は嬉しかったですし、
ミイラ(原題"MUMMY")はエジプトだけじゃない、というのも解ります

エジプト神話で話をもたせるのは限界だったのかもしれません

また、前2作ではあくまで肉弾戦がメインのアクションが、
本作のクライマックスでは魔法スペクタクル寄りの、良くも悪くも壮大なものに変わってしまっており、

自分の好きな『ハムナプトラ』のエッセンスがほぼ見受けられなかったことが、

怒るよりかは哀しく感じてしまいました

昨日同様、続編も良し悪しであることを身をもって学べた作品

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