DAY 30 『アベンジャーズ/エンドゲーム』/結末が好きな映画

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DAY 30 "a film with your favorite ending."

30日間連続で更新しておりました
"30−DAY FILM CHALLENGE"

とうとう最後のテーマとなりました

迷うことなく、本作品を

ご存知の方も多いとは思いますが、
私はマーベル・シネマティック・ユニバース通称MCUの熱烈なファンです

なのであえて発言すると、
本作はMCUフェーズ4の最後の作品ではありません

(ラストを飾ったのは『スパイダーマン:ファーフロムホーム』)

ただ最推しの、
キャプテン・アメリカもといスティーブ・ロジャーズという一人の男が

シリーズから惜しまれて退場した作品なので、あえて選出いたしました

壮大なサーガの終焉

前作『インフィニティ・ウォー』は前夜祭に足を運び
(そして見事に絶望しました)

本作は公開日に直行

ファンにサービス盛り沢山の演出、
世代交代を示すシーンに一抹の寂しさを感じつつ

永きに渡って続いたMCUの素晴らしい作品たち、
その全てが繋がり終わっていく様は非常に感慨深かったです

ヒーロー=一人の人間

MCUにおいてヒーローはいつだって一人の人間として存在します

いくら超人的な力があり、人とは違うとはいえ、
一人ひとりにフォーカスすると彼らが歩んできた人生が各作品で描かれており

『アベンジャーズ』シリーズで彼らがごっちゃに戦っている時も

それが念頭にあると単にヒーローキャラクターとしてではなく、
彼らが戦いながら背負っているものも垣間見れるのが非常に素晴らしい

推しの話

スティーブ・ロジャーズもその一人で、
突然未来で生きることになり、愛する人に先立たれ孤独を味わっても

彼は超人になる前と変わらず不屈の精神で

その時の自分ができるベストを全力で行い、
自分の正義を信じ勇敢に敵に向かっていきます

自己犠牲とも見えるそのスタイルだった彼が、
本作でその考え方を振り返り、またその考え方を改め

その時代の人間として幸せに生きることを選択した時は、
もう現代で初代キャプテン・アメリカを観ることは無いんだなと哀しくなったと同時に

今まで孤独となんとか折り合いをつけて戦ってきた彼が、
人間としての幸せを選べたことを心から嬉しく思いました


この他にも本作で退場予定だったキャラにも、
相応の穏やかで少し寂しい、終わりが用意されており

壮大な物語の幕引きとしては、
個人的にシリーズもので一番納得できるものでした

またこの幕引きは先述の『スパイダーマンFFH』に続いていくのですが、
こちらでは未来の世代への希望を感じる作品で

この後に展開するシリーズが楽しみでなりません

『ブラック・ウィドゥ』公開を皮切りにまたMDUも動き出しそうなので、
また改めてシリーズをさらえてみようと思います

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