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広がっていく世界に恋をして。

もよ

「この本を読み終えるまでは、
もう何もしたくない!」

「このテーマについて自分なりに答えが出るまでは、何も考えられない!」


そんな時期がたまに訪れる。


なんて極端なんだろう。だけど、そのインプット欲に支配されてしまったとき、私にはその波を抑えることもコントロールすることもできない。


もっと少しずつ、日常生活を楽しみながら、コツコツ本を読んだり考えたりすればいいのにって思う。

でも私はまるで、インプット欲に取り憑かれたかのように、1日の空いている時間はすべてその本を読み、他の何をしているときでも頭はそのテーマでパンパン。目は血走って乾燥してきて、肩はひどく凝ってきて、寝不足で吐き気がしたりする。

それでも、インプット欲がスッと消えるその瞬間まで、インプットしてインプットして考えて考えて考えまくってしまう。


今回もひどかった。


息子を幼稚園に送り出すまでは、家事をしながら頭でそのことを考える。息子が話しかけてきたとき、ハッと我に返って返事をするものの、返事をしているその間も頭ではそのことを考えてしまっていて、早くそこに戻りたいと考えている。

恋をしているときの、彼の顔が頭からどうしても離れなくて、好きで好きで仕方がないのに苦しいときの感じに似ている。恋煩いだ。


息子に対しては、いつも通り接したつもりだったけれど、息子は私の内側の状態を察する天才だ。内側を隠して、外側をいつも通りに演じてみたって、彼にはその微妙な違和感がちゃんと伝わっている。


「母ちゃん、いつもみたいにかわいい声でしゃべって。」

「母ちゃん、いつもみたいに歌って。」

「母ちゃん、いつもみたいに笑って。」


そんな息子のセリフを何度も聞いた。「いつもみたいに」してるつもりなんだよ。ごめんよ、息子。



そんなわけで、やっとインプット欲が落ちついた。今回は「光の手」というヒーラーさん向けの本と出会って読んでいたのだけれど、すごく言葉が難しくて、読み終わるのに2週間もかかってしまった。でも何度も何度も同じ章を読んだり、わからないことを調べたりしながら読んでいくと、ある瞬間にストンと「わかる」瞬間がおとずれる。今までの自分の知識と知識がつながるような感覚だ。


その瞬間、私の世界がひと回り大きくなる。

知らなかったことを知ったときの、
バラバラだったものがつながるときの、

世界がひろがる瞬間が好きだ。




人間という存在にものすごく興味があって、人間が大好きだと断言できるけれど、たくさんの人と自ら直接出会おうとしてこなかった。

だからそのかわり、
たくさんの本と出会ってきた。

本は、それを書いた人の想いや、それを書いた人の知識を伝えてくれる。残してくれる。そして、私はそれを自分のペースで受け取って、噛み砕いて、自分の中に入れていくことができる。


本を通して、文字を通して、
人にふれることが好きだ。

書いた人の想いや知識をギュッとつめこんだその文字たちは、まるで肉体がなくなった後の人間みたいだ。「魂をこめて書く」なんて言うけれど、実際文字にはその人の魂が宿っているような気がする。


だから、

人が人に魅了されるように
つまり「恋をする」ように

私は本に魅了されることがある。



その本に恋をして

その本を読み終えたとき、
その本の中身をある程度知れたとき、

その恋は終わる。



人や本や、
その他、自分以外のものに出会って

恋をして、
それを知ったとき、

世界は広がる。


それが「インプット」ということなんだと
思う。




そして、アウトプットすることで
次は私が、誰かに恋をされる。
次は私が、誰かの世界を広げる。


インプットしてアウトプットすることは

「こんな人もいるよ」
「こんな世界もあるよ」って

世界の広げ合いをすることなのかもしれないなって思った。



いろんな人やものに影響を受けて
いろんな人やものに影響を与えている
私たち。


それが「世界の広げ合い」なのであれば

一人一人は大きく違えば違うほど
いいのかもしれない。



「共感」は嬉しいし、心地が良いけれど

「共感されるための自分」になろうと演じることは、誰のためにもならないのかもしれないなと思った。



自分にはないものを持っている人や
何だかミステリアスな人に
惹かれてしまうのは

自分の世界を広げたい欲が
私たちにはもともと備わっているからなのかもしれない。


その人のことをある程度知ったとき
恋はおわってしまうように思うけれど

本当はその人のことを
知り切ることなんて一生できなくて

2人で広げた世界は
またそこから広がっていく。

その2人に子供が産まれたりしたら
また3人で世界を広げていく。


そうやって
人と人が関わったり
人と本が出会ったり
人と何かが出会ったりして

どんどん広げ合っていく世界は
これからどうなっていくんだろうかと
想像をふくらますのは楽しい。


これからもきっと
どんどん広がっていく自分の世界に
恋をして。

その世界を、私の感じるままに
言葉にしていけたらなと改めて思った。





インプット欲が満たされた今、
アウトプット欲が湧いてきたので
しばらくたくさん書きたいなって
思います。


Twitterは2週間も放置してしまうと
浦島太郎状態になってしまうくらい
スピードが早いけれど

noteは2週間経って戻ってみても
いい意味でいつも通りで
時間がゆっくり流れていて
なんだかホッコリした。


やっぱりnoteが好きだなぁ。

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