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全部やめる。もう一度すべてを背負えるその日まで。
いったん、全部やめよう。
ブログも、Youtubeも、noteも、twitterも。
そう決めた途端、今まで心に縛りついていた何かが、優しく解けていった。
どこから来たのかを忘れて、どこに行くのかも知らないまま、今を大切にしようとはじめたこの旅。
ただ、いつまでも、囚われ続けてしまう。囚われ続けている自分を演じてしまう。自分で勝手に想像した、見えない読者や視聴者の目。
それを気にして、期待に
自らの手で森の中に家を作りたい
広島の離島(大崎上島)に住む友人に会った翌日の今日、この離島を発つことにした。正直、もう一週間くらいはここにいて、のんびりしてもいいのかとも思ったのだけれど、とあるヒントをもらって、どうしても早く次の地に行きたくなったのだった。
私は夢の1つに、自らの手で森の中に家をつくりたいというものがある。自然の静けさと、小鳥たちのさえずり、森林のエネルギーに包まれた、美しくて、どこか神聖さの漂う場所にした
人に自然に挨拶できるくらいの密度の心地よさ
広島の離島、大崎上島の神峰山の頂付近で、朝を迎えた。
今朝は曇っていて朝日を拝めなかったけれど、人気の一切ない山の頂は、とても自然のエネルギーに包まれている。
静かに目を閉じると、小鳥のさえずりがよく聞こえる。ホーホケキョと鳴くウグイスくらいしか名前は分からないのだけれど、4種類ほど小鳥が近くにいることは認識できる。
ここ最近は、1日のうちの何処かで必ず移動をしていた。同じ場所にとどまること
幸せなエネルギーをいただく。
広島の離島は大崎上島の、神峰山の頂付近にいる。今日はここで夜を迎えることにした。レタス3枚と、豆腐半丁、それから食パン1枚をオリーブオイルと塩でいただいた。
旅をはじめてから、食べる量は一気に減った。1日、1食か2食、間食はナッツを4,5つ程度いただくだけ。少し口にするだけで、心は満足してくれるので、食べすぎることはなくなった。日中は運動もしているので、身体をずっと休めさせているわけではない。
疲れたときは、しっかり食べるんだぞ!
疲れたときは、しっかり食べるのだぞ。だけど、ちょっと頑張ってみるんだぞ。ついスナック菓子だとか、甘いものに手が出そうになるけれど、そこをほんの少しだけ我慢!
半額の豚肉を買って、焼くなり煮るなり、好きにして、真っ白なお米とお味噌汁と一緒に食べるがいい。その後に、新鮮なオレンジをいただいて、最後は温かいお茶を飲んでゆっくりしよう。
とても疲れた1日だったね。お疲れ様!
鳥取を抜けて、島根に来ま
何か大きな流れに乗っているという感覚
鳥取県を西をさらに進んだ。そして、神話の里白兎という名の道の駅に来た。なんとなく、ここに来ることが正しいことのように思えた。旅を始めてからは、この「なんとなく」の連続だ。しかし、この「なんとなく」という曖昧な直感を大切にしはじめたときから、「何か大きな流れに乗っているという感覚」が生まれ始めた。
この何か大きな流れに乗っている感覚というのは、言い換えれば「何か大きなものに守られている感覚」とも似
陽の光を切望しているあなた!
「高原が好きだー!好きだー!好きだー!」
と心が子供のように飛び回りながら叫んでる。
山の頂はエネルギーが高いということを聞いたことがあるけれど、それはなぜだろう。
天に近づくからなのか、人工の建物が少なくかるからなのか、自然が増えるからなのか、樹齢の高い木々ばかり生えているからなのか。
今、神鍋高原というところにきたのだけれど、小淵沢の高原にいたと同じように、心の緊張が勝手に解れていくよう
同じ思考で同じ感情をなぞる癖
丹後半島を一周している。この後は、日本海に沿って西に進むことにした。私個人の勝手なイメージで、日本海というと太平洋と比べて、暗いとか、漁業とか、寒いとか、狭いとか、荒々しいとか、地味だとかいうイメージが強かった。つまり太平洋よりも景観として美しくないのだと思っていた。それは恐らく私が中学生のときの宿泊実習で福井の若狭を訪れ、雨模様の中、漁船に乗った経験が影響しているのだと思う。
慣れ親しんだ内地
自分のことを延々と話す人には気をつけろ!
自分のことを延々と語るじじいに出逢った。その半分は、「私のキャンピングカーはすごい」という自慢であり、もう半分は「私の知り合いはこうしてお金を稼いだ。だからあなたもお金稼ぎなさい」というお節介だった。
今読んでいる本「聖なる予言」には、エネルギーを吸い取る人と吸い取られる人の話が出てくる。
私は爺からエネルギーを吸い取られているのを感じて、爺から視線を外し、近くの木々を見ることにした。エネルギ
人はエネルギーを奪い合っている 聖なる予言
私にとって、とても大切なある方が、「聖なる予言」という本を読んでいることを知り、あらすじだけをさらっと読んで、即座にAmazonで中古のものを購入した。
ちょうど購入したのが、軽バンの中に木で家を作っている最中で、旅に出たら読もうと心に決めていた。それが一番ふさわしいタイミングであるように感じていた。
時は1ヵ月近く経ち、ちょうど4日前に旅立った。旅の初日に封を開け、少しずつ本を読み進めた。読
幸せは、待っている。
猿がいる。それも1匹や2匹ではなく、10匹や20匹のレベルで。そんな中をランニングしながら、昨晩のことを思い出していた。
人気のない公園の駐車場に車をとめ、人に会わないまま3日目を終えようと日記を書いていたら、友がやってきた。僅か5分前に突然電話がかかってきて、会いに来てくれるという。彼の名はケンという。
私はケンの顔を見るなり、嬉しさと興奮のあまり、大声で名前を叫び、雨に濡れるもお構いなしに
人間が恋しいという気持ち
かれこれ3日も誰とも話していない。
散歩の途中、何回か通りすがりに挨拶をしてみたが、情けない声しか返ってこなかった。一度、自転車に乗った部活帰りの高校生に、挨拶をされた。不意をつかれ、反射的に挨拶を返すと、つい声を張りすぎてしまい、さらにそれに不意をつかれた高校生もビクッとなってしまい、少し可笑しかった。
人との深い繋がりをいまだ感じないまま、3日目突入である。そろそろ、人と話したいと思いなが
元気でいることが仕事
2021年5月16日午前5時。
雨が車体を打ち付ける音、風が唸り草木を揺らす音で目が覚めた。旅立った早々に、これからしばらくは雨模様が続くと聞いて、少し気が滅入ってしまった。
そんな中、準備してきたカッパを着て、外を散歩した。
琵琶湖。欲をいえば、やっぱり朝日を拝みたい。朝焼けに染まる空を拝みたい。早起きして見る空は、気持ちの良い湯船に似ている。湯船に浸かる前は入ることが面倒に思えるけれど、
鬱からはじめて外に出た日
父と母と別れる時、涙をこらえることに必死で、ありがとうと言えなかった。今思い出してみれば、鬱になり苦しんでいる私を見て、一番苦しかったのは、父と母だろう。父と母はいつも変わらない元気な姿を見せてくれていた。それにどれほど救われたことだろう。
人生に絶望し、死を思い浮かべていたとき、こうして外に出られる日がくるなんて夢にも思っていなかった。両足で地面をつかみ、一人、琵琶湖の風を感じられる今が、とても
良い旅は、終わった後に喜びが増幅する
オーストラリア、アデレードを出発して、アーミデールまできた。Google mapを見ると、もうほぼ東海岸にいる。
約1カ月間前には、西海岸のパースにいた。そこからヒッチハイクだけでここまでこれたかと思うと、既に感慨深い。ここまで乗せてくれた、
アユさん、トムさん(1台目)、ベンさん(2台目)、スティーブンさん(3台目)、ナヴィさん、サムさん(4台目)、スティーブンさん(5台目)、トービーさん(