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#37 日本4周したから言える!〝日常〟から完全に解き放たれる超厳選オススメ息抜きスポット

今回は旅スペシャルです!

日本を4周以上してきました。大学生のとき、青春18きっぷで一周。社会人になってから夕方のニュース番組のリポーターをやっていたのですが、各県に3回以上行きました。大阪、仙台、福岡などの大都市圏は数え切れないほど行きました。なので、全都道府県は、4回以上行ってます。

この私がおすすめする、旅。

海外に行くようなお金をかけなくても、こんな思い出に残る旅ができる!そんな息抜きの仕方をお伝えできればと思います。

まず忘れられないのは、梅雨の沖縄。意外ですよね。なぜホテルが安いんです。そうした中で、厳選したのは「リッツカールトン沖縄」言わずと知れた超高級ホテルです。

これが梅雨のときは8月の半額になります。今、梅雨時の価格を調べてみたら、大人2人で1泊6万円弱。ただこれは素泊まりの料金です。朝食をつけると、7万7000円とありますが、僕が行ったコロナ前のときは朝食付きで大人1人2万8000円くらいだったので、ちょっと値上がってるかなという感じがしますが、まず、梅雨のときになぜリッツなのか。

屋内プールがあるんです。リッツは、海岸に面していないんですね。ビーチがない丘の上に立っているので、海に直接は行けないんですけれども、そもそも梅雨のとき、海に行く必要がありません。屋内プールがあれば十分。しかも、人がとても少ない。僕のときはプールは貸し切り状態でした。しかも超ラグジュアリーな屋内プールです。で、雨が上がれば、外のジャグジーも楽しめる。

そして、なぜ朝食付きをおすすめするかといいますと、ビュッフェがめっちゃめっちゃうまい。今までいろんなホテルを旅してきましたけれども、一、二を争う美味しさなんじゃないかと思っています。

今見たら利用する時間がだいぶ短くなって午前10時半までとなっているのですが、僕が行ったときはお昼近くまで大丈夫だったので、ものすごく遅く起きてからでも全然大丈夫でした。もし興味ある方は、直近ではどうなっているのか改めて調べてみていただけると幸いです。

日本最先端の島「与那国」はこんなところ

さあ、二つ目、行ってみよう!次におすすめしたいのは、頑張ればいける。
でも、行ったことがない人が絶対、圧倒的に多いと思われます。日本最西端の島「与那国島」です。

取材でいきました。海底遺跡とされるものがありまして、ググッて見ていただけるといろんな写真が出てくると思います。どう見ても、人工的に作ったんじゃないかと思えるような、宮殿の後っぽい、いわゆる遺跡のようなものが海底にあるんですね。

遠いんですよ。なんぜ、地図を見ていただけたらわかると思いますけれど、ほぼ台湾。でも飛行機代を調べてみたら、遠い割には思っていたよりもう安い。安いもので片道2万円ちょっと。ぜひ行っていただきたい。

これは海底遺跡を見るというだけではなく、それ以外にも、もっと自分の中で考えさせられたこと。感じたことといった方がいいかな。とにかく特別なんです。

沖縄とか、石垣に行かれた方はたくさんいらっしゃると思いますが、なんとなくいわゆる都会っぽさって、ところどころにあるじゃないでか。大型量販店があったり、飲み屋さんもあって夜の街もずっと賑やかだったり。与那国はもう本当に田舎です。島民が1700人しかいません。

与那国島

日本全国いろんなところで、いろんなお店で飲んできましたが、唯一、地方で行った居酒屋さんで名前を覚えているのが与那国のお店。「国境」と書いて「はて」。与那国の居酒屋さんでしかつけることのできない名前です。そして、スナック。来夢来人とかいて「ライムライト」。昭和感満載。昔のドラマで出てくるようなお店です。撮影クルーでみんな飲みに行くじゃないですか。すると、先乗りしてたディレクターが「森下この子見覚えない?」とスナックで働いていた女性をさして言うんです。なんと、今朝、JALのカウンターにいた子だ!みたいな。なんせ人口が少ないから、昼はカウンターで働いてた子が、夜は空港からちょっと離れたスナックで働いている。しかも皆暗黙の了解。そしてその子を狙って、ずっと島に居続けるなぞの男の観光客。

全てがノスタルジックな感じ。そういうものがぎゅっと詰まった場所です。そして、もう知らない人が多いと思いますけれども、フジテレビのドラマ「ドクターコトー診療所」の舞台となった診療所が多分今もあると思います。

本当にリラックスしボーッとできる、とにかく都会の喧騒から離れたい、ゆっくりしたい、都会的なものを一切排除したのが与那国です。

やはり外せない小笠原諸島

さあそして三つ目はどこだ。

このテーマで話すときに三つ選ぶとしたらどこだろうとずっと1週間考えていたのですが、やっぱりここは外せないと思いました。小笠原諸島。

高校生のときにダイビングのライセンスを取って、大学生のときに1人で沖縄にいきました。船に乗っていくのですが、一緒に旅する人たちがいるじゃないですか。このときお医者さんの方がいらっしゃってて、僕としてはそのお医者さんが若い女性と来ていたのが気になって仕方なかったのですが、それは脇に置いといて、そのお医者さんが最終日に僕にこんなこと言ったんです。

「森下くん、今、大学生だったら時間あるだろう。時間があるならば、僕に騙されたと思って一度でいいから小笠原に行きなさい

行きなさい、ですからね。行ってみたらいいよ、とかじゃなく。飲んでいたわけでもなく、ただ、船で乗り合わせただけ。

で、そこまで言うならば、と思い、その翌年の夏に小笠原に潜りに行きました。そこまで言われちゃったら、気になるじゃないですか。小笠原はアクセス手段が船しかないので、選択肢が一つしかないんです。その料金は、今調べてみたら、一番下の部屋で、往復で約6万円ですね。

学生からしたらこれ結構な額ですよ。だって39800円とかで、グアムに行けちゃうのに往復の料金だけで6万かかるのですから。
でも行きましたよ。6万円の部屋って、いわゆる雑魚寝です。体育館みたいな広いところに、血圧測るときとか、血液検査するときに腕を乗っける、四角いやつのような簡素な枕と毛布が配られるだけ。
でも何から何までが思い出深い。これこそもう25年、四半世紀前のことだけれども、とても思い出深い。

まず、東京湾を午後出発して、夜、船で一泊します。で、翌朝起きてみたら…海の色が全然違うわけです。濃い、ひたすら濃い綺麗な青色の海が広がっていました。

このときも、ダイビングをしにいきました。
ボートで行くじゃないですか。するとイルカが二、三頭飛びはねている。
初めて見ました野生のイルカ。それだけで「うわぁ!」ですよ。するとその現地のダイビングのインストラクターの方が「森下くん海の中見てごらん」と。「あれは本当に一握りだよ」と言うので、海覗いてみたらもう数え切れないほどのイルカが群れをなしていました

いや、これが東京都なんですか!と衝撃でした。日本にあるんですかこんな場所と。

それぐらい、ダイナミックな大自然が広がっています。

あとは、映画「紅の豚」を見た方いらっしゃると思いますけれども、あのブタさんの基地。そのモデルとなったのでは、と言われているものすごく美しい入江があります。断崖絶壁に囲まれた美しい入江。紅の豚ファンとしてはぜひとも抑えておきたく、見に行きました。そしてそこで泳ぎました。

いつか娘がダイビングのライセンスをとったら、ぜひとも連れて行きたいと思っています。その頃はひょっとしたらね、彼氏と行っちゃうかもしれませんけれども。

ちょっと遠いですが、日本を4周してきた私が選ぶ、日本の3大息抜きスポットの紹介でした。

(voicy 2022年6月4日配信)


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