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#80 テレビで家電コーナーを持っていたヲタクがススメル生活家電

生活に密着した家電の中で、自分の経験を踏まえて、皆様のお役に立つ情報をお届けできればと思います。

まずは、炊飯器。炊飯器ほど、価格差が非常に大きくも、目的が同じ家電はなかなかありません。安ければ数万円程度。高いものは10数万円していて、価格差は10万円ほどあります。
実は1回実験したことがあります。僕が司会をしていたネット番組がありまして、これはフジテレビがやっていたもので個人的にやっていたわけではありません。フジテレビがやっていたネット番組の中で僕が提案したんです。

高級炊飯器と、一番安い炊飯器。これで、同じ米を炊き比べてたとき、味にはどの程度の差が出るのか。十万円の差を出す価値があるのか。皆さん気になると思います。でも、なかなかできないですよね。なので、やってみました。

歴然とした差がありました。やはり、高い炊飯器で炊いたお米は、彩艶がまず違うし、味わいも違う。同じ米なのに違うんですよ。この実験をした次の日に、自宅の炊飯器を買い換えました。十三、四万円くらいする高級機種に。

高いやつ一番い機種との、あの味の差を知ってしまうと、選択の余地はありませんでした。ほぼ毎日食べるものですからね、自分の生活がより豊かになる感じがしました。ちなみに古い方の炊飯器は十五年ぐらい使っていました。炊飯器を買い換える機会って、なかなかないと思うんですよ。そんなにすぐ壊れるものではないですし。
ずっと長らく使っていたのも、当時の販売されていた中では中堅クラスのものでした。20代だったので、さすがに一番高い機種は買えなかったのですが、真ん中ぐらいのちょっと上かな。「超音波で炊く」という機能がうりで、それもまたなかなか美味しかったのですが、さすがに15年も使ったらね、いいかなと思いまして。欲しいという方に差し上げて、買い換えました。
なので、なかなか今読んでくださっている方の中で、炊飯器を買い替えようと検討してる人はいないと思いますが、もしそのタイミングが来たら絶対に一番高い機種がいいです。実験した私が言うのだから間違いありません。

遅ればせながら最新テレビで驚いた機能

そして、買い換えてよかったものとしては、テレビ。テレビもまたとても長い間使っていました。

2009年にアメリカはニューヨークに赴任しました。当時、大画面テレビの価日本の価格の半分ぐらいだったのです。55インチが日本では40万円くらいだった時代に、アメリカでは当時の為替レートでいうと15万円ぐらいで売っていたのです。チューナーは付いていません。

アメリカの場合は、ケーブルテレビを個別に契約します。小さな箱みたいな大きさのチューナーをテレビと繋げてみるので、モニターとしての役割のみでいいのです。

だからその分、アメリカのほうが安いというのもありますが、それにしても安い。だから、アメリカに行ったときにまず55インチのテレビを買いました。それが2009年。四年暮らしたのちに、日本に持って帰ってきました。
で、それを日本でも使ってました。アメリカの家電は、日本の家電と同じコンセントの形状なので、そのまま使えるのです。ボルトさえ合えば、大丈夫です。日本で地デジチューナーを買って、それを長らく使い続けていました。

テレビを買い替えたのが、二年ぐらい前なので、十年以上、そのテレビを使っていました。

なぜ買い替えたのかといいますと、さすがにテレビ局で働く人間が最新のテレビを使っていないのもどうかな、と思いまして。ネットと接続できたり、たくさんいろいろな機能が増えていたので、さすがに新しいものに買い替えようと思いました。こちらも、引き取ってくださる方がいらっしゃったので、そのテレビを差し上げて、東芝製の最新のテレビを買いました。

もう皆さんにとっては当たり前なのかな。一番驚いたのは全時間録画機能。
このテレビに合う専用のハードディスクを購入して接続すると、何日間にもわたって自動で録画してくれるのです。自分で録画時間を設定できます。
二十四時間全て録画してもいいですし、興味のある時間、帯例えば、午後三時から夜十二時まで、など細かく時間設定ができます。その収録する時間が短ければ短いほど、収録できる期間が長くなります。

なので、僕は今、民放各局の夕方のニュースが始まる前から、夜のニュースが終わる時間帯までを設定しています。これで、十日間ほど録画されています。放送は新しいものから上書きされていきます。

例えばネットでバラエティー番組が話題になったとします。いま、あまりバラエティーを見ないのですが「水曜日のダウンタウン」が話題になったときに過去の録画でみてはまってしまって、それ以降、ずっとみています。
昔の流れのバラエティー、ハチャメチャな雰囲気を引き継いでる感じがして面白いんです。

このように自分が普段見ていないバラエティー番組だったり、問題になった情報番組のコメンテーターの発言だったり、そういったものを振り返るときに、十日もあれば十分です。
ネットにあがってくる情報はどれだけ古い情報でもせいぜい一日、二日前だと思うんですよね。ネットに上がってくる情報だから見逃すっていうことはなくなりました。これが、思いのほか便利でした。

だから、テレビを見ない、という人にはあまり参考にならない情報かもしれませんが、全録できるテレビ、これは本当におすすめです。

ドラム型はあえて一つランク下のものを

そしてもう一つ、生活に欠かせない家電、洗濯機。我が家ではドラム式の洗濯機をずっと使っているのですが、以前使っていたものは、親族からもらったものでした。

その方が引っ越す際に「置けなくなったからどう?」と言われて、その時点で、二、三年落ちだったのかな。まだ新しかったので、その洗濯機をいただきました。ちょうど、ニューヨークから日本に帰ってくるタイミングだったんです。結局、七、八年使ったので、洗濯機自体は十年ぐらい稼働していたことになります。それがついに壊れてしまって。

どういう壊れ方をしたというと、洗濯の途中で止まってしまうのです。水がたっぷり入った状態で。あちこち掃除して、排水プラグも全部掃除したのですが、ダメでした。
十年動いたので、立派なものだと思います。そこで、最新のものに買い換えました。このとき悩んだのは、最近の洗濯機の流行として一番いい最高機種には液晶表示画面がついているものが多いのですね。しかもカラーだったりする。

でも、その次の下のランクだと、僕が選んだ洗濯機の場合は液晶の表示画面がくボタンと数字が表示される画面のみ。これで、価格差が三、四万円ぐらいあったのです。果たして「洗濯をする」「乾燥する」という同じ仕事ができるものに対して、三、四万円の差はありなのか。液晶表示画面は必要なのか。見た目はやはりかっこいいんです。しかし、悩みに悩んで結局その液晶表示がない下の機種にしました。
わかりづらいかな、と思ったのですが、全然そんなことありませんでした。何の支障もありません。

だから、これもまた、なかなか洗濯機を買い替えよう、とこのタイミングで思っている人はいないかとは思いますが、もしいらっしゃったとしたら、見た目はかっこいいのだけれども、別にデジタルの表示板がなくても十分した。
これは僕の経験則だけでしかないのですが、デザインに関しても、いざ選択置き場に置いてみれば、別にそのデジタルの表示窓があろうがなかろうが、しっかりと家に溶け込んでいます。

洗濯機買うために、三、四ヶ月リサーチしていましたからね。不具合が出始めていたので、そろそろかなと思い。選択途中で止まる、というのが決定打でした。最高機種のひとつ下のランクのものでも非常に満足しています。

皆様のご自宅に必ずあるであろう家電。今後、もし買い換えることがありましたらご参考にしていただければと思います。

(voicy 2022年9月28日配信)

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