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「Into The Wild」にサヨナラした5月31日

2012年10月、北海道の陸別町に移住する前、最後に東京でみた映画『イントゥ・ザ・ワイルド』(INTO THE WILD/2007)。

主人公の青年が、放浪生活の末に、最後は大自然のアラスカで死に絶えてしまう実話を元にしたストーリー。死の間際、「感動は、共有してこそ意味がある」ということを悟るのですが、時すでに遅し。栄養失調で亡くなってしまいます。

妻に出会う前、私は、日本一寒い町、北海道陸別町で暖房器具を一切使用しない、「無暖房生活」を6シーズンに渡って続けていました。

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無暖房生活を続けていた理由は、冬山登山の耐寒訓練のため。厳冬期の冬山に向かう時は、なんとなく頭の中に『イントゥ・ザ・ワイルド』のイメージがありました。

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そんな生活に終止符が打たれたのが、2018年5月31日。私の誕生日であり、妻と入籍した日です。

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それまでは、5月31日の誕生日といえば、北海道に移住してからは、自分へのプレゼントとして、一人で山登りに出かけたり、海外旅行に行ったり、一人で独身生活を満喫していました。

でも、振り返ってみると、どこか強がって、無理やり誕生日を楽しもうといていたのかもしれません。当時は、そんなこと思ってもみなかったのですが、、

今、このブログはキャンピングカー の中で書いており、横には妻が寝ています。

妻と出会う前は、このキャンピングカー で一人で1年間寝泊りしていました。

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その時は、寂しいなんて思っていなくて、最高の人生だと思っていました。

でも、今は、「感動は共有してこそ意味がある」と心の底から思います。

結婚記念日に乾杯!

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