【オタクと学ぶプチ音楽理論】これを知ってたら音楽がもっと楽しくなるかも!? 転調編
こんにちはともやんです。このシリーズ久しぶりの更新です。
最近は蓮ノ空蓮ノ空(ラブライブ)うるさいただのオタクなんですが、実は音楽の知識もちょっと合ってそれをみなさんに共有し、みなさんの音楽の楽しみかたを少しでも増やせれたらと思い、このシリーズを書いています。
前回は拍子(テンポ)を扱いました。よろしければ是非
↓前回のやつ
↑前回のやつ
はじめに ~転調って?~
今回はタイトルの通り、転調(英:modulation)というのを題材にかけたらなと思います。音楽をしている人が周りにいたりすると一度聞いたことがある単語かもしれません。"バンド系をやっている人"と"オーケストラや吹奏楽をやってる人"とでは物の言い方が違ったりするんですが、これに関してはどっちでも転調ということが多いです。
本なんかに載ってる言葉でいうと
音楽をやってない限り「はぁ?」って感じですよね、
転調は必ずしもすべての楽曲に使用されているというわけではありませんが超絶簡単に言うと"楽曲の雰囲気を途中で変えること"だと思います。
少し難しい説明をすると、楽曲内で使用している音にはある程度の法則(調=Key)があります。カラオケなんかでキー(Key)を変更することができますよね。あれは、自身が歌いやすいように音域を調整するものですが、カラオケのキーを変えるだけでも曲の雰囲気というのは結構変わりますよね。
このように調(キー)を楽曲の途中で変更することで雰囲気が変わり効果を得ることができます。
※カラオケのキー変更は曲全体のキーを変更するので転調とは言わず移調(いちょう)と言います。
余談
これは少し余談ですが、2011年2月から2012年1月まで「スイートプリキュア♪」というプリキュアシリーズの作品が放送されていました。スイートというのは"組曲"という意味があり、音楽がモチーフになっているプリキュアです。プリキュアには変身するときの掛け声のようなものがあり、このプリキュアは「レッツプレイ!プリキュア!モジュレーション!」と言います。
この掛け声の「モジュレーション」は英語で転調を意味しています。キャラクターと曲が変身することをかけてるんですね。
なぜ転調するのか
前項でも述べた通り転調がもたらす効果は、楽曲にメリハリをつけることができる=(すなわち)楽曲の雰囲気を変更することができる
というところが一番大きいでしょう。
実際にいくつか聴いてみよう
言葉で説明するよりも一度聞いてみたほうが分かりやすいかもしれません。3曲ほど私の好きなアニソンを例にあげてみたいと思います。
転調のタイミングで「★転調」と印をつけています。
MIRAI TICKET / Aqours (ラブライブ!サンシャイン!)
初めて聞いたときはめまぐるしく変化する曲で衝撃的だった方も多いはず
おそらくその正体は転調だと勝手に思っています。
一部抜粋ですが
下に記載する歌詞を見ながら
1:13あたりから聴いてみてください
LEVEL5 -judgelight- / fripSide (とある科学の超電磁砲)
こちらも先ほどと同様
一部抜粋ですが
下の歌詞を見ながら
1:09あたりから聴いてみてください
GIRLS' LEGEND U (ウマ娘 プリティーダービー)
この楽曲は転調が非常に多くかなり衝撃的でした。
レースは最後まで何が起こる変わらない
という思いがすごい込められているんだろうなあと感じました
一部抜粋ですが
下の歌詞を見ながら
0:27あたりから聴いてみてください
最初に3曲とお伝えしていましたがこれはわかりやすい転調の例です。
以外と聴いていても分かりずらい転調もあります。それを1曲紹介します。
HAPPY PARTY TRAIN/Aqours (ラブライブ!サンシャイン!)
正直、自分は耳があんまりよろしくないのか楽譜を見るまでは転調していることに全く気づきませんでした笑
一部抜粋ですが
下の歌詞を見ながら
1:06あたりから聴いてみてください
正直聴いても分からないという人も多いかもしれません。一番最初の"イントロのストリングス(ヴァイオリンとか)のメロディ"と"1番サビ終わりのメロディ"とを比較すると、同じメロディラインでも後者のほうが音が高い感じがしますね。(伝われ)
これは2項前に少し説明した、楽曲内で使用する音の法則が少し似ているため、分かりにくいものになっています。
最後に
いかがだったでしょうか。好きな曲を聴いている最中に「あっ!転調した!」「曲の雰囲気が変わった!」と曲の雰囲気がかなり変わることが少しでも感じて頂ければ幸いです。
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