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バイリンガル教育言語習得状況メモ

バイリンガル教育とかそんな大層なものでもなくたまたまオーストラリアになんかのはずみで来て、辺鄙な場所だったので極めて標準的なプリスクールに子供たちが登園していただけだし、社宅が凄まじく古くて繊維アスベストとはいえ、ボロボロの壁からも出ていたため、途中から咳が止まらなかったので(なかなか先進国赴任で味わえる経験ではないw)全く読み聞かせをしてあげられなかったのですが、それでもなんだかよく話すようになりました。
特にASDが強く疑われる上の子は男の子、バイリンガル教育、形質の三拍子でなかなか話し出さずにやや心配していましたが、4歳3ヶ月を過ぎた頃、なんか気づいたら日本語も英語もめっちゃ話すようになってました。(まだ遅いは遅いですが多分そのうち追いつきます)

上の子は2歳半で来ているので、おそらく日本語のインプットからアウトプットへの移行の時にまさに連れてきてしまったのでゼロからの新しく英語インプットを重ねて、脳内に溜めていたらしく、半年間は全くどちらの言語も話さない沈黙の子でした。プリスクールで言語セラピーを受けることも何回か勧められたほど。

赴任して半年で、元スタッフによる第三者機関へのタレコミがきっかけで、不法就労だから移民局から調査が入ったらクロだから日本へ帰って勤務しろというこれまたなかなかない経験をさせていただいたのですが、(普通はVisaの状態に就労を合わせるか、就労に合わせたVisaを申請するものだし、申請を間違えたなら申請し直せば良い話なのになぜ帰国?)子供の発育への影響を考えてきっぱり断りました、振り返ってやはりあの時帰国していたら上の子の混乱は一生物の遅れになった可能性が高いと思っています。

アスベストが検査で出てからは(あまりに咳が止まらず周囲から検査を勧められた)大丈夫と言い張る会社を無視して自腹で引越し、咳も無事止まったので読み聞かせを再開しましたが、大事な時期に習慣にしてあげられなかったので、あまり本自体に興味を今の所持っておらず、引越し先では工夫が必要だなと思っています。

文字、音、双方のインプットは言語能力取得の背骨みたいなものなので、この2年を逃したのは痛いのですが、まだ4歳と3歳、間に合うはずだと信じて作戦を練ります。ちなみに私が4歳の時にはもう小学校低学年用の本を飛ばし飛ばしとはいえ読んでいたので読みの遅れは少し危機感を持ち始めました。

実家は発売日にベストセラーの小説をうっかり家族全員が買ってきてしまうような読書一家だったので、家中に本が転がっていたし、大きな本棚が各階にあったので環境づくりも見直した方がいいんだろうなと思います。

ジプシーみたいな生活とはいえ、本を身近にどうしたら感じるのか、引越し先では子供部屋作りのプロのアドバイスを受ける予定にしています。

いよいよ年明けからはトリリンガル育児になり、小学校あたりでは4ヶ国語を習う感じになりそうで、2ヶ国語でもダブルリミテッドに多くの子供がなってしまうので慎重に観察を続けないとならないなと思っています。

それにしても引越しって、どんなにコンパクトな引越しでもやっぱり直前は猛烈に忙しい=

#バイリンガル育児
#駐在員
#オーストラリア
#ワタミは競合分野ではクリーン







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