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オーストラリアの駐在員メモ

引っ越しました、南半球の先進国へ。無事半年が経ちましたが、不思議な国です。オーストラリア。
オーストラリア行きは結構降って湧いた系で、いろんな国が候補地に上がっていました。
直前は会社の始末も間に合わずのバタバタドタバタで、情報収集もままならないままの引っ越し。細かくは書きませんが結構壮絶な半年でした。
一つ、商社やいろんな海外法人持ってる会社の人たちが口を揃えていう「オーストラリアの現採はまじでヤバイ」の意味はよーくわかりました、この辺はまた別日に!

ワーホリでの滞在の情報はいくらでもオーストラリア手に入るのですが、駐在員の情報は外国人のサイトには多いけれど少ないのでついでだしTipsだけでも残しておこうかと。

ご存知の通りオーストラリアはこの10年で物価は世界トップ10入りをし、教育レベルも年々上がっていて、今移住のハードルはトップ3に入るくらい難しくなりました。

他の国に住む、働く、という作業が、簡単な国は総じて治安が悪く経済状態が悪く(南米とか)、難しい国は、治安が良く経済状態も良いです。つまり、住みやすい国への移住ほどハードルは高くなります。国は国民へ対しての社会保障などの義務があり、外国人の面倒見るならいっぱい税金納めてくれて犯罪起こさない人じゃないと嫌なのです。当たり前ですな。

前置きはまあどうでもいいのですが、私のケースでいうとE457VISA(SKILLED OCCUPATION VISA)というもので現在滞在しています。
オーストラリアは前述の通りVISA申請のステップが複雑になり、また、移民大国なのとワーホリ大国なので(ワーホリ民から国がえる収入も大きな収入源です)移民局は忙しく、正式なVISA発行に最大で1年という長い時間がかかるため、ブリッジングビザというものが発給されて、滞在が許可されます。
ブリッジングVISAにも種類があり、私はBrigdingVisaAというステータスになります。
ここで気をつけるのが、ブリッジングビザは滞在は許可するのですが、就労に関しては発給「前」の就労制限を引き継ぐので、例えば学生VISAからのブリッジなら週に20時間までしか働けません。ワーホリ民然り。
働けないのにこの物価の高い国で最長で1年くらいかかるブリッジング期間どうやって生きるねんと、思うじゃないですか。(慣れない関西弁)

もちろん全員ブリッジング期間中母国に帰らないとならないなんてそんなんことアホなことはなくブリッジングVISA中はForm1005というものを申請すると、就労条件の制限を外してオーストラリアでの就労が無制限になります。自動的にならないのが少しトリッキーなので誰かの役にこの記事は立つはず。

その他駐在員情報としては、現地の会社に籍が移るまでの介護保険は、住民票を抜くと免除の手続きが取れます。
籍が完全に海外の法人に移れば厚生年金の支払い免除期間になります。私なんてもう年数満たしてるからなんならこのままずっと海外なら払わなくてももう年金は来るんだぜ。
海外に籍がある間も日本人なら年金は払うことも可能だし、払えば支給額も少し多いので、その辺はご自身のライフプランと要相談です。自己責任でお願いします。
厚生年金の手続きについて触れているサイトは多いのですが、多分世の中の駐在員は若いので、介護保険に触れているサイトはなかったので初老代表がここにメモを残しておきます。

まだまだ書きたいメモがあるんだけど長くなったから今日はこの辺で。

末筆PSで、オーストラリアに限らずですが、どの国もVISA関係は必ず移民エージェントまたは移民弁護士を選んでください。外国人相手だと特に、専門じゃないのに移民関係に弱いのにお金のために引き受けちゃう弁護士がいますが、通常の民事と移民関係弁護士は、ペンキ屋と大工くらい違い、知らない弁護士に頼むと、手続きに漏れがあったりして訴訟などになり、大変な損害になります。私の友人が最近アメリカに移住しましたが、アメリカ人の弁護士2名は使い物にならず、中国人の移民弁護士に頼んで一発だったそうです。

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#ブリッジングビザ中の就労 #移民弁護士 #移民エージェント



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