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【オーストラリア・ギリホリ日記】ペーパードライバーの海外運転奮闘記〜国際運転免許証の取得方法、オーストラリアの道路交通事情〜

突然ですが、国際運転免許を取得しました!

日本の都市部で過ごすにあたっては、電車などの交通網も発達しており特に運転の必要性もなく、ペーパードライバーだった私が、なんと国際運転免許を取得し運転しているだなんて!…ワーホリドリームですね。ですが、例のごとく運転経験皆無な私…色々問題を起こしております。


1. 国際運転免許証の取得方法〜免許証期限切れてた…件〜


読んで字のごとく、運転免許証の期限が切れていました😅…が、まずはじめに国際免許の発行についてご紹介いたします。
申請は州ごとあるサービス(役所)にて行えます。私はニューサウスウェールズ州にいますで、Service NSW にて発行しました。申請手続きに必要な書類は、

  1. パスポート

  2. 有効なビザ

  3. クレジットカード

  4. 日本の運転免許証

  5. NATTI翻訳家発行の翻訳証明書

の5点となり、5つ目の翻訳証明書とはオーストラリアの国家資格であるNATTIを取得している翻訳家による「免許証の英訳」になります。私は、こちらから翻訳証明書を取ることができました!

翻訳証明書は1週間程度で受け取ることができました。しかし、ここで思わぬ事態が発生…私の免許証の更新期限が2023年夏で切れていました💦
〜車に乗らなすぎて気付きませんでした。皆様も気をつけてください。〜


「え?これは国際免許取れない??」と焦り、日本の免許センターに電話をしたところ、3年過ぎてなければ免許の更新はできるそうですが、手続きは無論直接でないとできないとのこと。お?これは日本帰国しないとダメな…やつ、、?。日本にいるときに気づかなかった自分を呪いつつ、ダメ元でService NSWに向かいました。

まず「日本で1番最初に免許取得した年はいつ?」と聞かれ、2012年と伝えたところ「12年運転の経歴あるなら大丈夫」と言われ、取得後3年以上の“フルライセンス”ということで難なく取得できました!しかも2027年までに期限延長!嬉しい!!
〜ペーパーなんですけどね…。〜

日本国内で免許を取得し3年以上が経過していれば、フルライセンスとして扱われ切り替えだけで済むのですが、未満ですと学科試験(provisional List1 , List2)の受験が必要になるようです。こちらいつもお世話になっております、シドニー留学センターさんに情報が纏まっています。事前調査がおすすめです。

手続き後は紙の仮免許証をもらい、2週間程度でカードの免許証が届きました。運転時には必ず、国際免許証だけでなく日本の免許証、パスポート、ビザのコピー、が必要になります。また、州が変わると3ヶ月は運転できますが、新規の手続きが必要になりますので注意が必要です。なお日本の免許証だけでも前述した翻訳証明書を持参していれば運転することができるようです。

ところでニューサウスウェールズの免許証はおしゃれです🌹


2. オーストラリアの道路交通事情〜ランドアバウト(環状交差点)が理解できない…件〜

まずオーストラリアは多くの欧米諸国と異なり、右ハンドルの左側通行と日本と同じです。非常にありがたい限りで、普段から運転される方であれば直ぐに適応できるかと思います!でも、日本でも1人で運転したことがない私の運転技術は、あまりにも悲惨です…!
〜私の運転の悲惨具合については次項に記したいと思います…お楽しみに。〜

さて!オーストラリアでの運転で避けて通れないのが、縦列駐車ラウンドアバウト(環状交差点)です!!

>縦列駐車

写真の通り、道路の脇に駐車をするのが通常です。有料の場合もあり標識の確認が必要になります。そして、その間を走るのが難しく、停車している車への接触や飛び出しへの注意、反対車線からの車もあり緊張しっぱなしです。加えて運転マナーも日本と比べ荒く、スピードも速く、クラクションをよく鳴らされます。気を引き締めるため口癖のように「死にたくない」の独り言を連呼し、周囲を確認し運転しています。歩道に沿って車が停車しているので右折も特に怖いですね…。

>ランドアバウト(環状交差点)

写真が少々分かりづらいかもしれませんが、フランスの凱旋門の周囲などをご想像ください。海外に来た!って感じがしますが、ラウンドアバウト(環状交差点)を理解するのは本当に時間がかかりました。「なんでこんなにあるの!?」って思います。友人いわく「信号作りたくないからだよ」だそうです。

〜作れや!!〜

要するに時計回りに進みつつ行きたい道に進むのですが、「右方優先」が原則になります。そのため右から回ってくる車が優先となり、右から車がくる場合は交差点に入らず停車していなければなりません。加えて、交差点の先(まっすぐ方向)の車の動向にも注意が必要です。

交差点の先の車がまっすぐ(自分の停車している方)に来る場合は交差点に侵入できますが、回って目の前を通る場合、こちらは侵入できません。この判断が非常に難しく、他の車の動向に気を取られていると後方車両からクラクションを連発されます(されています)…。侵入が遅れると後方だけでなく、その先の左方の車両にも迷惑がかかります(右方の私が来ないので発進できない)…地獄です。


ご興味あれば是非「マジックランドアバウト」を検索してみてください。地獄度が半端無いです。今のところは出会していませんが、このまま出会わないことを祈ります。これで交通事故が減ったという話ですが、信じられません…😅

オーストラリアの運転は全体的にせっかちです。スピードも速くスピードバンプ(道路上の凸凹)も多いです。何か気に食わなければクラクションが鳴り響きます。慣れてきましたが、やっぱり怖いです。これからも安全運転を心がけます!
〜その代わりオービス(速度違反自動取締装置)なども多く配備されており、交通違反の取り締まりは厳しいです。〜


3. 独り立ち〜三十路ペーパードライバーのオーストラリア運転日記〜

さて、肝心な私の運転具合ですが、正直悲惨です。真ん中を走れず(停車している車とセンターラインに気を取られ)右に寄ってしまう、バックができない(ハンドルの方向が分からずパニック)、駐車ができない、右折が怖い、高速走れない(合流できない)、などなど何故マニュアル免許を取得できたのか…。

しかし、そんな私ですが現地で知り合った友達たちが毎日練習に付き合ってくれ、運転距離を伸ばしていき、今では1人で運転しています!!本当に付き合ってくれた友達に感謝!「トモの運転怖い」と言いながら、よく一緒に乗ってくれてたと思います😭

しかしながら、先日、車を木にぶつけました。縦列駐車中のバックでやらかしました。

人や車じゃなくてよかったですが、ステイ先の友人から貸してもらっている車を傷つけてしまいました。友人は「怪我の心配」や「古い車だし大丈夫」とのことで、優しすぎます。。反省しております。木にも「本当にごめん」と謝りました。木は傷もなく無事でした。

そんな私ですが、なんと今週の日曜日に1000kmの1人ロードトリップでお引越しをします!!カオス!カンガルーを轢かないように祈ります。

無事に引っ越し話ができることを祈っていてください。

また今度〜!

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