見出し画像

20年勤めた会社をやめた話

先月、20年お世話になった会社を自己都合で退職しました。
同僚からは
「給料安定してるのに、なんで? 」
「このご時世、すぐ次の会社は見つからないよ? 」
なんて、やいのやいの言われましたが、にっこり笑って

「やりたいことがあるのです」

と軽くかわし、さっそうと去りました。(このとき次の会社は決まっていなかったのだ! )

心の中では、ワ〇ピースに出てくる黒足の料理人のように
「クソお世話になりましたあぁ!」
とお世話になった方たちに土下座をしていたのですが!

わたしは現在47歳。けっこう無謀な行動です。
こんなわたしの無茶とも言える話にお付き合いくださいませ。


会社を辞めたワケ

わたしが長年勤めた会社を辞めた理由はただひとつ。

ライティングに力を入れるため

これに尽きます。

2023年4月に電子書籍を出版したくライティングスクールに入学し、6月に卒業。念願だった電子書籍を出版できました。

ライティングの基礎から応用も学び、少しずつ学んだことが身についてきて過去の自分よりも成長している実感がある。そしてこれから副業ライターとしていろいろな経験を積んでいきたい。

そう考えたときに、前職の会社はあまりにも残業時間が不規則だったのです。朝の朝礼で「今日は短納期の案件が入ったので、スケジュールを計算して22時まで作業しましょう」なんてことはザラ。

スケジュールを計算するのはいいけれど
「ただ単につめこんでるだけちゃうんか!? 」
って全所員の顔に太字で文字が浮かび上がっています。

中には「今日は推しのライブがあったのに……」なんて真っ青な顔に青文字が浮かんでいる女子も。

帰社したあと、ライティングにあてる時間を確保したい。ライターとしてスケジュールをきっちりたてて取り組んでいきたい。

そんな思いで20年お世話になった会社ですが、スパッと辞めてしまいました。

まったく引き止められなかった(笑)

退職届を上司に渡しさぁ面談。あっさりと受け入れられたのが軽くショックでした笑

「わかった。君の夢をかなえるためにがんばってね! 」

なんて背中を押してくれたのですが、一応20年も勤めたし、役職もついていたし、もうちょっと「うーむ、残念だ……。考え直してくれないか? 」
とかあっていいんじゃないの!?

そんな思いが胸に去来しましたが、結局会社にとってわたしは歯車のひとつだったのです。

なんだよ!

「〇〇さん、あなたには大変お世話になりました。さんざん怒られたあとに居酒屋で飲んだハイボールの味を今でも覚えていますよ……うう……」

なんてセリフを用意していたのが恥ずかしくなってしまった!

まあ、特に問題なく辞められたので結果オーライです。

次の会社が決まりました

無謀にも次の会社を決めずに辞めてしまったのですが、あっさりと決まりました。これはひとえにライティングスクールでの学びが大きいと思います。

履歴書、職務履歴書を作成する際に、自分の弱み・強みを洗い出して整理。
chatGPTを駆使して志望動機の土台を作成。そして応募する業種をリサーチして志望動機をカスタマイズしました。

そのおかげか、書類選考はほぼ通過しました。実は2年前にもこっそり転職活動を行ったのですがそのときは全滅。自分の見せ方や売り方でこんなにも変わるんだ、と驚きました。

次にお世話になる会社はきっちり定時にあがれます。
給与は下がりますが、しっかりと会社に貢献しつつも自分のやりたいことに取り組んでいこうと思います。

人生なんとかなるものです。

1度きりの人生、自分らしくイキイキと生きていきたいものですね。
深く考えすぎず、肩の力をふわっと抜いて軽やかに歩いていきましょう!

------〈了〉------ 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事をお読みいただき、いいなと思っていただけたら「スキ」をいただけるとモチベーションが上がります。ぜひよろしくお願いします。

この記事が参加している募集

#転職してよかったこと

5,989件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?