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呪いの言葉と自己肯定感1


幼い時に親に言われた言葉や 繰り返し聞かされ続けた言葉というのは心に染みつき
(そうゆう風にしよう)(そうならないようにしよう)(それが正しい事)(それは悪い事)として大人になっても認識してしまっているのがほとんどなのではないでしょうか?

他人と関わっていく中で、自分が正しいと追い込んでいる事は実は親からの刷り込みで、真実ではなかったと気付いたり、非常識と思われたくなくて自由に動けなかったり、話せなかったり、きっと誰にでも一つや二つはある事なのかもしれない。

正義感が強くて真面目な人ほど親の言う事を
よく聞いて、結局自分を苦しめている人が多いと思う。


私は3人姉妹の末っ子で、とにかく相手にしてもらいたくて承認欲求の強い子供でした。
目立ちたくて、歌やダンス、お絵描き、かけっこ、何でも頑張って褒めてもらいたくて必死でした。
テストで100点取った時も、かけっこで1等を取った時も嬉しくて嬉しくて母に駆け寄り
「どーぉ?どーぉ?」と褒めてもらうのを待っていると、大抵一つの言葉が返って来た。

「謙虚になりなさい!」

……何じゃそりゃ!?
といつも思っていた。小学生の子供に
「けんきょになりなさい」なんて意味が分かるわけが無かった。
何となく自分が色々出来るからって偉そーにするな!という意味なんだろうな…と理解しようとしたけど、ただただ褒められたくて頑張ってる結果、良い成績を残しているだけなのに、
何で褒めてくれないんだろう…といつも悲しかった。

中2くらいで褒められる事を諦めた。
ここで普通の人だったら
「私なんて何やっても褒められないんだ、もう頑張らない。もう頑張れない。何をやってもダメなんだ…」
と、いわゆる自己否定という事になっていたはず。
実際、中2の時は全く勉強しなくなりテストの順位が200番も下がり先生から呼び出されて
「何か悩みでもあるの?」と聞かれもした。

現在の私を知っている人は、こんな話を聞いても不思議がるだけでしょう(笑)
私はその当時、自己啓発本も読まず、カウンセリングも受けなかったけど、1人でに克服してしまっていました。

テストで良い点を取ったり、部活で試合に勝ったりTVを観ながら歌いまくったりした時、とにかく自分で自分を褒めまくっていた^_^

凄いぞー! えらいぞー! よく頑張った!
すっごい私って歌上手だよね〜!と笑

「謙虚になりなさい!」という声が聞こえても
無視して、誰も褒めてくれないんだから自分で自分を褒めるしかないじゃん!
と、褒めまくっていたら、良くも悪くも現在の私が出来上がってしまった(笑)

自己肯定感が高くなると、落ち込む度合いが低くなるし、立ち直りも早い。いわゆるポジティブな考えが出来るようになる(o^^o)

ところが

大人になってから、落とし穴があったのだ…

呪いの言葉はループする…

次に続く…

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