お金の大学③「お金の増やし方」
トモーロです。今回もお金の大学の解説をしていきます。
前回は、お金を稼ぐには給与所得だけでなく、事業所得が必須だという話をしていきました。
これら両者はどっちがいいかということではなく、両者をバランスよく組み合わせていくことで十分にお金を稼ぐことができます。
今回は、お金の増やし方について書いていきます。稼ぐことと一緒にしちゃいがちなのですが、異なるもので非常に重要な内容になってます。
それではいきましょう!
【マネーマシンを作る】
繰り返しになるが、稼ぐことができたら次のステップこの増やすということ。増やす状態のゴールは、自分が働かなくても増える仕組みを作ること。
お金がお金を生み出す「マネーマシン」、資産所得を増やして経済的自由を手に入れます。
やり方は大きく分けて2つ。「利子・配当所得」と「不動産所得」です。
私個人的には、不動産は素人に不動産の価値を見極める力がないので不動産はあまりやらない方がいいんじゃないかなと思います。
とは言っても最初から、利子・配当目的に株にぶち込むのはやめてください。その前に準備をしていきましょう。
まずは、生活防衛資金の確保です。これは投資用のお金とは絶対に混ぜないでください。何かあった時のためのものです。
金額の目安は、会社員なら生活費の6ヶ月分。自営業の方なら生活費の1年分が目安となります。
【投資はインデックスファンド】
実際に生活防衛資金を貯めることができたら、実際に投資をしていきます。投資商品と言ってもたくさんのものがあります。
株式、債券、不動産、コモディティ、預金など様々なものがあります。その中でやるべきなのが、株式のインデックスファンドです。
インデックス投資とは、取引所全体や特定の銘柄群の値動きを表す指数と同じ値動きを目指す投資法のこと。ファンドとは、投資信託のこと。
実際に指数に勝ち続けるファンドはないと言われています。本で紹介されているおすすめのインデックスファンドは「S&P500」
もう様々な本でも紹介されているインデックスファンドです。そのほかにも本書では紹介されています。
買い方は毎月定額で納めるというやり方を勧めています。理由は、リスク回避です。
ここまで見てきてご理解いただけてると思いますが、増やすと言ってもギャンブルではないんです。あらゆるリスクに備えたうえで投資をして増やしていくのです。
とても手堅く、安全な道をとっていることがわかると思います。
【相場を知って騙されるな】
様々な種類がある投資の中でもちろん怪しい話も中にはあります。そこでいかにだまされないかが重要になりますが、そのためにはどうしたら良いのか。
それは、大体の相場を知っておくことが重要です。「年利回り50%の投資の話があるんだけどさ…」この話を聞いてしまいそうになる人は騙されます。
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットの投資成績でいいときで年利回り22%です。
世界中の株全てに投資した場合の平均利回りは5〜7%です。これらの数字とは明らかに変え離れている場合は詐欺可能性が高いです。
【4%ルールで取り崩す】
インデックスファンドでお金を増やした後は、ファンドを自分の生活に会うように現金化していきます。やり方は2パターン。
①引退時の資産残高×4%を定額で取り崩す
②毎年の資産残高×4%を定率で取り崩す
まず①の場合、引退時の資産残高が3000万円だとすれば1年目は3000万×4%=120万、2年目も3000万×4%=120万、と言ったように定額で崩す。
②の場合は、毎年の資産残高によって崩す金額が変わってきます。1000万なら4%になるので40万、3000万なら120万といったような形です。これはよく「4%ルール」と言われたりします。
このような形で取り崩しておくと、30年後も9割の確率で資産が変化せずに取り崩すことが可能と言われています。
【経済的自由のその先に】
最後に、経済的自由を手に入れた自分を想像してみてください。
さて、あなたは幸せですか?
45歳で早期リタイアしたとして、65歳まで自由な時間はおよそ4万時間です。人生を取り戻したと言ってもいいくらいの時間です。
その時間を果たしてあなたは何に使うでしょうか。お金を貯めたところで使う力がないと孤独、不安、責任などと戦わなくてはいけません。
お金はあくまで人生を豊かにするツールでしかありません。お金そのものには人生を幸せにする力はないんです。
お金を目的にずっと生きてしまった人が最終的に「私の幸せはどこにあるのか」と悩んでしまうことと一緒です。
あくまでも人生を豊かにするためのお金ということを再確認し、正しいお金の知識を持ってあなたが幸せな人生を歩むことを願っています。
では、また👋
ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。
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