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ゲームができなくても学級を温める【〇〇の多様】 withコロナでも安心!

ついに夏休みが終わり、学校が再開しましたね!
みなさんの学級はどのような様子でしょうか?
少ーし重い空気感が漂っていて困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

いつもならミニゲームを使いながら学級の空気を温めていくのですが、今はそれができません。

「うーん。どうしよう?」

と悩みました。
そんな今年だからこそ、私はこの方法で学級の空気を温めています!

withコロナでも安心できるゲーム!

ミニゲームをしないでも学級を温める方法

その方法は・・・

「拍手を多用する!!」

です。

あれ?そんな方法?
と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、拍手って私たちが思っている以上に効果が大きいんです。

例えば、テレビの収録前には「前説」では拍手の練習をします。
拍手をする事で、会場の雰囲気を和らげたり、収録中に盛りあげたりするためです。
プロのエンターテイナーも拍手をいっぱい活用しているんですね。

こんなに簡単で効果の大きい方法を活用しない手はありません。

そこで今回は、拍手を効果的にする3つの方法についてご紹介いたします。

◯1つ目「拍手の仕方を教える」

「拍手がパラパラしていて、いまいちだなぁ」

と思うことはありませんか?それは、子どもが効果的な拍手の仕方を知らないからです。
山口県の中村健一先生は次のような拍手のポイントを教えています。
・強く
・細かく
・元気よく

ポイントを教え、

T:「拍手のポイントは?」
C:「強く細かく元気よく!」
T:「拍手ぅ!」
C:パチパチパチ

というやり取りをして拍手の練習をさせます。
練習といえども、拍手が力強くなり、とっても温かい雰囲気になります☆

2つ目「拍手の良さを体験させる」

子どもを指名して、その子に対して学級全体で意味もなく拍手をさせます。
指名するのは元気の良い前向きな男子がいいでしょう。

T    :「◯◯くん。起立してください」
◯◯くん:起立
T :「◯◯君に拍手!」
C :パチパチパチパチ
T :「◯◯君。どうだった?」
◯◯くん :「うれしかったです。」
T :感想を言えた◯◯君に拍手!

のようなやりとりをして、
拍手をしてもらうと嬉しいという事や、拍手をすると学級の雰囲気が良くなる事を体験させます。


3つ目「どんどん拍手をさせる」

拍手の良さはわかったものの、使う機会をなかなか見つけるのは難しいものです。
私もそうでした。

そこで、思い切って出し惜しみせず拍手させることにしました。
つまり、使う機会をうかがうのでなく、とにかく拍手をすることにしました。

例えば、
「名札持ってきた人?」→手をあげる→「よし、その人たちに拍手!」
「△△くん。ここ読んで」→読む→「読んでくれた△△君に拍手!」
「忘れ物した人?」→恐る恐る手を上げる→「正直者の人に拍手!」

など、事あるごとに拍手をさせています。

するとどうでしょう?

教室はとても温かい雰囲気になります。

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ミニゲームができない今、拍手の効果の大きさがとてもよくわかりました。
私はこれからも拍手を多用して、学級の雰囲気をよくしていこうと思います。

[参考文献]
中村健一先生 教室に笑顔が溢れる安心感のある学級づくり

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