10年以上前のことか

何も考えず

車を走らせる

無心に

、、、、、、

すれ違う輩もない


40分程して辿りつくのは

無料駐車場

波の泡の白だけが

暗闇を走る

目の前に太平洋

海水のにおい 波のおと 息づかい

それだけの世界

暫く何時間も佇む

そして

空が白まる

海にサヨナラ

波が『負』を

持っていってくれる

おとぎばなしのような空間

私は潮風と一体化したかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?