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物事は多面体である

こんにちは!友為です。
今回は「物事は多面体である」というテーマでお話します。

 起こった事実はたった1つ。
ただ人はその事実をバイアスをかけて解釈するため、その人の背景や考え方、性格によって大きく事実の見え方は異なります。

人の数だけ、物事の見方があるのです。

その物事の見え方をいかに受け入れられるかが、多様性の鍵なのかもしれません。人は解釈によってでしか、つながることができません。その考え方を受け入れ、建設的にコミュニケーションをすることが、多様性な社会では大切なのかもしれません。

ただ、多様性が大切と言われながらも、社会の流れはコスパやタイパの流れになっています。YouTubeのショートやTikTokが流行していることからも分かります。つまり、無駄を省き、手っ取り早く効果や結論に至りたい!という思考の流れが流行っているのです。この思考の人が増えると、多様性の実現は難しいです。なぜなら、会話などでも手っ取り早く結論を得ることが目的なので、相手の考えや見方を聞く余裕を持てないからです。

この余裕こそが、今後重要だと思います。気持ちにゆとりを持つことです。ゆとりを持つには、やっていることを1つ減らして、やるべきことの優先順位を付ける時間を作ることです。

自分の生活で本当に大切にしたいことは何か?

これを考える時間を持つことが、ゆとりを持つことのスタートになります。

 物事は多面体です。人の数だけその物事を解釈します。その解釈を受け入れられる余裕を持つ意識が、多様性の社会になるきっかけになるかもしれません。

 

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