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【書評】資本主義を変えたいと思っている方へ
こんにちは!トモタメです。
今回は「【書評】資本主義を変えたいと思っている方へ」というテーマで清水大吾さんの『資本主義の中心で、資本主義を変える』を紹介します。
すごい!面白い本でした。
資本主義のど真ん中の外資証券会社ゴールドマンサックスに16年間在籍されていたご経験から、資本主義の構造、企業と投資家のお金の流れ、そして資本主義の変え方の3部に分けて解説していました。
私が特に印象的だったのが、お金の使い道にも責任が生まれるというものでした。日本では安くいいものを買うといった文化が根付いていることから、どうしても何も考えず安いものを買いがちです。では仮に安いものを買ったことで、環境汚染につながることを知ったらどうでしょうか?人の健康を害する物質が入っていたとしても、その安い商品を買うのでしょうか?
今自分が買っている商品やサービスが本当に社会にとって良いことなのか?をもっと真剣に考える時代が来ているなと感じました。投資をするにしても本当に社会のタメになるものであれば、長期的に時間がかかっても応援するような社会構造にしていく必要があると感じました。
この本を読んで、自分のお金の使い道や投資先を再度見直そうと思いました。あまり社会や環境のことを考えず、投資の場合はすぐに儲かりそう、商品やサービスを買う場合は、安い価格に飛びつきがちでした。自分が本当に社会のタメになると応援できるような企業に、投資やサービスを購入していきたい。それが、今自分にできることだと思います。
そのような消費や投資をするためにも、情報をきちんと読み取る能力や本当に良いものを伝える能力を日々成長させることが社会にとって良いことになるかもしれないなと思います。
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