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【書評】忙しい時間でいかに成果を出すか?を知ることが出来る本

 こんにちは!トモタメです。
今回は忙しい時間でいかに成果を出すか?を知ることが出来る本として、元ボストンコンサルティンググループの内田さんが書いた『論点思考』を紹介します。

今から14年前に書かれた本なのですが、まさに忙しい現代にうってつけの本です。特に今仕事を抱えすぎている方、何から優先して仕事に取り組めばいいか分からない方などにオススメしたいです。

この本では論点思考とは何か?そして、それを考えるための意識や知識、考え方を網羅することができます。

自分が今上司から指示でもらっている仕事をそのまま取り組んでいたものがあり、改めて自分が請け負っている仕事では何が重要なのか?を考えさせられる一冊になりました。

特に印象的だったのは、仕事は問題設定が1番重要であり、その問題の中で制限時間内に解決できるような問題を選ぶ必要があるということです。この考え方を「論点」と言います。仕事の問題の中には、これさえ解決すれば全て解決できるが、問題が大きすぎて解決するのに時間がかかる、もしくは時間がかかっても解決しないという問題があると思います。

内田さんはこの本の中では、そういった問題に取り組むのは時間の無駄であると主張しています。いかに難しいことに取り組んだとしても解決できなければ無駄である。この言葉でいかに問題設定が重要なのか?と考えさせられました。

読み終わった後に思ったのが、人生を生きていくためにも論点思考は重要であるということです。自分にとって本当に大事なものは何か?という論点を決めそれに時間を割き、集中することです。

仕事でも人生でも本当に重要なものを選び取るこの論点思考という考え方は、自分の人生の歩み方や姿勢にも大きく関わってきます。
皆さんにとっての人生の論点は何でしょうか?もし、ありましたらコメントを頂けますと嬉しいです。

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