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書評『DIE WITH ZERO』

 こんにちは!トモタメです。
今回はビル・パーキンスさんの著書『DIE WITH ZERO』を紹介します。
ビル・パーキンスさんは現在、1億2000万ドルを超える資産を持っており、映画プロデューサーやポーカープレイヤーなど、様々な分野で活躍されている超大富豪です。

そんな方の初めての著書であるこの本には、人生を豊かにするためにはどうすればいいのか?について考え方と実践方法書かれています。

 この「豊か」というのが、この本のキーワードで、単なる財産を持っていることを「豊か」と主張していないことで、誰でも豊かになれる考え方について書かれていたので、手元にずっと置いておきたい1冊になりました。

そんな本書の本質は、経験にお金を使えということです。
※ただ、ここで言っておきたいのが、全ての財産を経験に使えという意味ではないので、ご了承ください。

 それは、経験にお金を使うことで思い出という配当を人生に与えてくれるからとのことでした。

 私も社会人になって、偶に高校や大学の同級生と飲みに行くことがありますが、そのときの会話は当時の思い出話がメインです。
そこでの思い出が、その会話を盛り上げて楽しい時間にしてくれます。

要は当時の経験の思い出が数年後経過した今でも、飲み会の時間を楽しくしてくれるという配当を受け取っていることになります。

楽しかった思い出、辛かった思い出、一生懸命に頑張った思い出なんでも良いと思います。

ただ、私はその配当金をよりたくさん受けとろうと考えたとき、特に重要になってくるのがその瞬間を一生懸命に生きることだと思います。

一生懸命に生きるというのは、その問題や出来事に集中し楽しんだり、問題や立ち向かって考えたりすることです。

例え、成果が出なかったとしてもその時の楽しさや経験は他の誰にも奪われない自分のものになります。

一生懸命に生きたことによる思い出は、今でもより強い感情や気持ちを湧き上がらせて、会話を楽しくする付加価値を与えてくれます。

私はこの本を読んで、改めて今後自分が何を経験したいのか、人生設計を考えて一生懸命に生きていこうと思いました。



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