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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その112 ~働きたくないでござる。~

1ヶ月のうちに200時間満たない程度に労働をすると月のお賃金が決まった日に振り込まれる。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になってもそれは特に変わらない。近年の哲学的な問いとしてなぜ働くのかということは1つの命題ではある。私自身がその問いに対することはとても平凡なもので「食べる」ためである。

ただし、ただ腹を満たすために今の仕事と今の賃金を選んでいるかと言われたらそれは違っている。

今の給料額が自分に対して合っているかは別として、今の給料によって、時々いいものを食べれるのは事実であるし、酒代に困っているわけではない。給料とは何かと言われれば仕事に対する雇用主からの評価である。

もうあと3ヶ月と少しで2021年である。今年の夏のボーナスはそれなりにもらえた人はいるが、今年の冬はどうなるかわからない。私は年棒制であるのでボーナスシーズンというものに縁がない生活ではある。新型コロナウイルスの影響で大きなバーゲンの実施は百貨店は避けている傾向にある。夏のバーゲンも緊急事態宣言が解除された後、ずるずると細く長く実施してきていた。また、状況をみて述べてみたい。

40歳を超えて自覚してきたことのひとつに、もう少し人生を不労所得で生きることの人生設計を本気で考えるべきだったなということである。今からでも遅くは無いが、そのためのハイリスクが受け入れられるかが分からない。そのため、つみたてNISA等でちまちまと資産形成をしている。

新型コロナウイルスの影響により今年の新卒含めての状況は変わりつつあると思われる。先日、高校生のなりたい職業の1位が公務員となっており少し残念であった。

先日亡くなった瀧本哲史氏がある面接で面接官が元官僚で、40歳には自分の人生が見えていたと語っていた。今は、1ヶ月先も見えないことに喜びを感じていると。新型コロナウイルスによる見えない不安感を拭うことにおいて、社会人は今もらえている給料によっては不安を少し拭い落とせるのではないかと考えている。それゆえに転職することは悪いことではないし、仕事の見返りとして頂ける給料は尊いものである。それが反社会的なものでは無い限り。

お金としてもらうとそれに対してきれい汚いも無くなっては来る。人の悩みの8割はお金で解決するとも言われるので、給料の高い会社にいくことは悪いことではないと思う。成果を出せない人に高い給料が払われるわけではないので。

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