すでに7月にも関わらず、新型コロナウイルスの影響でマスク姿の人々を普通に見られるのは違和感を感じるのは私だけだろうか。様々な店舗も空気の循環や換気をよくするために、窓やドアを開けておりこれからの季節はエアコンとの関係上どうなっていくのか気になるところではある。先日、朝早い雑踏に窓から聞こえるスナックのカラオケが侘びしく感じられた。このような新型コロナウイルスによる日常は、状態化していくのだろうか。

ワクチンが出来るまで続くのではないだろうかと考える。すでに臨床試験が進んでいるものも10件あると聞くが、実際に一般化するのは1年はかかると思われる。それまでは、今ある日常は少しづつ変化しつつも続いていくのではないだろうか。今後は、新型コロナウイルス「以前」と「以後」が混ざった毎日がくるのではないかと思う。「以後」の日常では三密を警戒しているので、三密の無い世界をどう「以前」の生活に組み込んでいくのかを考えていくことになるだろう。

政府が定めたガイドラインに従っても新宿のエンターテイメント系の海上でクラスタが発生したという。多くの専門家が言うように、新型コロナウイルスにはまだまだ未知の部分が多い。PCR検査で偽陽性や偽陰性であったとしても隠れ陽性者を全て出しきるのは難しい。その観点で言えば、韓国がドライブスルー検査と陽性者の隔離を早めに行えたのは拡散防止には役立ったのではないかと思う。その反面で、日本では隠れ要請者をあぶり出すことをしていなかったことで今の感染陽性者の数になっていると思われる。そのため、緊急事態宣言が解除された今、現状維持はあっても減ることは無いのではないだろうか。さらに沖縄県でアメリカ軍基地の新型コロナウイルス感染者が、基地の近くで新型コロナウイルスの感染者を増やしているという。沖縄県は観光業がさかんであるからこういったニュースはこの夏の観光に影響を及ぼすだろう。それ以外にも、首都圏以外も新型コロナウイルスが増加傾向になっていっているにも関わらず再度緊急事態宣言出されないのも今の政府らしい反応である。

自分の身は自分で守れというが、未知の事が多い新型コロナウイルスから身を守るには、手洗い位しかないのではと未だに思っている。うがい、マスク等は予備武装にしか過ぎないと思っているが、今後の世界の常識はまだ分からない。

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