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「灯す屋」のこと

灯す屋って、自分で言うのも何ですが、なかなか素敵な団体だと思うんです。


メンバーの年齢も性別も育った環境も、家族構成も、興味関心も違う。

前職もみんな違うし、まちづくりなんて誰もやったことない。


共通点は、初期メンバー3人が地域おこし協力隊だったということ。


価値観や考え方の違いもあるから、当然意見の衝突はあったし、今でもそれはあります。

それでもメンバーが膝を突き合わせ、一緒に事業に取り組み、団体まで立ち上げちゃうケースって(しかも地域おこし協力隊で)なかなかないんじゃないでしょうか。


私が協力隊を卒業して有田に残ろうと思った決め手は二つあって、ひとつはこの「灯す屋」で仕事をしたいと思ったこと。


灯す屋はNPOなので、株式会社と少し組織の成り立ちが違います。佐々木・橋本・上野の3人が「理事」という立場にあって、団体の方針や事業について決定し、業務を執行しています。(正確に言うと団体の意思決定は総会にありますが、それはまた別の機会にお話しします)

灯す屋は組織としてはまだまだだけど、ポジティブにとらえれば、自分たちでこれからどんな形にでも作っていける、たくさんの可能性を秘めた組織だと思っています。


自分のやりたいことをやりたい形で追求するなら個人でやるのがよいでしょうが、正直に言うと私にはそこまで強いこだわりがなかったし、自己満足で終わってしまう怖さもありました。それよりも「灯す屋」という枠組みの中で、自分のやりたいことだけでなく、同じ方向を目指すメンバーのやりたいことも一緒に実現できる、そんな組織の中で働きたいと思いました。


移住や定住の動機って、「住みやすさ」だけではないと思うんです。

意見が違ってもしっかり相手に向き合う、一緒にやっていこうと努力する、互いのやりたいことを応援できる、そういう仲間がいることも、そこに住み続けることの十分な動機になるのではないでしょうか。