【初ソウル3日目】②乾燥機という名の地獄

10/28（金） 続き。

50分経つ頃に洗濯室に戻ると、なぜか表示はまだ40分になっている😨は？ちゃんとスマホのタイマーで測ってるし、10分しか経ってないはずないのに、どういうこと？？

そこへ白人女性がやって来たので英語で「これあなたの？」と聞いてみた。それは彼女の洗濯物で、なんと4時間回しても終わらないから諦めると…何やらセンサーが乾いてないことを察知したら、乾燥時間を勝手に延ばすらしい。なんということでしょう😭

諦めるって言ったって、部屋に干すとこなくない？と聞いたら「2週間前にも同じことになったんだけど、部屋中に服を並べてエアコンを強めにかけて乾かすの」という悲しすぎる苦肉の策😭

しかしここで彼女に会えて貴重な情報をもらえて良かった。アメリカ人で、パペットショーのためにソウルに滞在してるジェーンという子だった。

ジェーンがまだ乾いてない洗濯物を抱えて去って行った後、とりあえず昨日洗った洗濯物を乾燥機に入れてみた。そしてまた翻訳アプリでモードを翻訳してもらう。

こっちにもあるんか私の心！ほんま何やねん！とりあえず60分のスピードアップにしてみたけど、絶対乾かないに違いない。60分後に戻ってきて様子を見ながら時間を追加しよう。

果たして1時間後。ちょうどいい感じに半乾きだった。もう1時間回したら乾くかもと思って、再度スピードアップでスタート。

さらに1時間後。センサーがもう乾いてるとみなして早く終了ししまったのか、私の洗濯物はカゴに出されて他の誰かが使用中😱そして洗濯物は生乾き。もうジェーン式で乾かすしかない😭

部屋にはハンガーとか引っかけるところがクローゼット以外にない（自殺対策なのは分かってるけど）から、ベッドに洗濯物を広げた。ベッドが異常に大きいのは、このためだったのか…

もう17時近いけど、やっと乾燥機から解放されたからまた出かけて（詳細は次の日記で）、21時前に帰ってきた時に洗濯室を覗いたら乾燥機が空いてる！昨日からあんなに空いてなかったのに…洗濯機も2台とも空いてる。

なんせ3着しか服や下着がないから明日も洗濯することになるし、どうせなら空いてる今やろう。

というわけで、また繊細モードで50分洗濯機を回して、順調に乾燥機へ移動。今度は勝手に止められないように標準モード（3時間50分）にしておいて、2時間後に様子を見に来ることにした。

この2時間の間にお風呂に入ったりして、洗濯室に戻るとまた勝手に終了されているー！！！ほんま何このセンサー💢いつの時点で終了されたんやろう…もちろん乾いてるわけがない。もう夜遅いから、温風モードで10分だけ追加して、またジェーン式で乾かすことにした😭😭😭

10分経つのをその場で待っているとアジア人女性がやってきたので挨拶した。洗濯機から洗濯物を出した彼女は、英語で「韓国語分かる？」と話しかけてきた。

分からないというと、洗濯機の表示を翻訳アプリで翻訳して「すすぎと乾燥」モードにしたのに全く乾いてないとのこと。不幸なことに、脱水が乾燥と誤訳されてしまったらしい。「あぁ、それは電気で乾燥するんじゃなくて、水を絞るだけのことやと思う」というとショックを受けていた。

私のこれまでの乾燥機との闘いの一部始終を話すと「なんて馬鹿らしいの！」と彼女も絶望していた。でも私の10分の温風が終わって、とりあえず強力モードでチャレンジしてみるそう。

英語が綺麗だったので北米の人かと思ったけど、アムステルダム出身で、来週から日本と、両親の故郷であるベトナムに行くらしい。大阪のお勧めスポットを聞かれたので、すかさず新世界を挙げておいた。

しかし今日は朝のジェーン、夜の彼女と、同じくこのホテルの洗濯設備に振り回される女性たちと出会えて悩みを共有できたことが感慨深い。誰とも会わずに1人だったらもっと腹も立つけど、みんな同じように苦労してると思うとマシというか。

そして、英語が喋れて本当によかった。このように、英語圏じゃない国にいる時の方が英語しゃべれて良かった〜と実感する場面が多い。

さらにアムステルダムの彼女は、部屋のトイレまで詰まったという。もう22時過ぎててフロントに誰もいないから、メッセージするとのこと。

部屋に帰ってテレビとかあらゆるところに洗濯物を干しまくって、トイレに行くと詰まっていたー！ホテル全体の問題なのか？すぐさまスタッフにメッセージして、ついでに乾燥機の問題も、他に2名も困ってる人がいることだし報告しておいた。コインランドリーの場所を調べたりして（この界隈は住宅街じゃないから近くにない…）なんだかんだで寝たのは午前2時だった。