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先に居る者、後から来る者

noteをご覧の皆さん、こんにちは、こんばんは、灯です。
最近、帰宅途中にコンビニによりタバコを吸って帰るのですが、いつも陣取って居る立ち位置に、同じく仕事帰りであろう女性が居たので、会釈して前を素通りした時、「ドヤァア!」って声が聞こえて来る位のドヤ顔をされて、思わずニヤけながらタバコに火をつけている最中です。
「取ってやったぞ」と思っているのか「取り返したぞ」と思っているのか。いずれにしろ、次から彼女を見掛けたら場所を移動して譲る所存です笑

いま、作業の基本動作を調べてマニュアルを作成しているのですが、これがまた面白い感じなんです。
長年作業をしてもらっているリーダーが5人ほど居るのですが、各自に草案を書いてもらったんです。提出されたリストが全員バラバラの内容なんですね、はい。笑
何と言うか読んでいると、基本動作がわかっている人が書いた作業手順が書いてある感じです。
それに、ニュアンスもバラバラで見る人の心境などで見方や受け取り方も変わって来る内容です。

先ず、提出されたリストをExcelでデータ化して事務員の2名に見てもらいました。
一人は長年勤めていて作業経験もあるAさん、もう一人は一年未満で作業は未経験のBさん。
各自の感想は予測通りで、Aさんはニュアンスで見ると解るとの事。Bさんは全く理解出来ないとの返答でした。
Bさんに「何処が1番わからなかった?」と聞くと「出来る限り、と言われると出来ない時は良いのかな?」と受け取れるそうです。でも、それだと書いてある内容に矛盾が生じるので結果「わからない」となるそうです。

この事で、いくつかの問題点が浮かび上がってきました。
1つ目は、基本動作がわからない人の目線で考えられていない事です。基本動作がわからない人はニュアンスで捉える事も出来ないのが原因となります。つまり新人は皆さん「わからない」事が多い事でしょう。
2つ目は、明確化されていないことで判断が付かない点です。A=B、B=C、の様な内容になっていないので、各自がニュアンスで捉えている事が多く、言い手が自分のニュアンスで伝えるので、聞き手も自分のニュアンスで捉えるしか無いのでしょう。我らの職場の環境が「空気読んで」という職場になっている事にシュールさを感じます笑

先に居る者の目線や環境がある様に、後から来る者は全く別の目線や環境がある訳ですが、それをどう整理して落とし込もうか、考え所です。

私は、「先輩は後輩の面倒を見る事が先輩の責任」と、部下には言っています。それと同じくらい「新人は先輩の言う事をちゃんと聞くのが責任」と新人には言っています。
教訓としては分かり易い例えだと思いますが、それとは別の問題だと思うのです。

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