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日本はお金の勉強が進んでない?

最近よく聞くようになった
お金の勉強の話。

芸能人だとか
インフルエンサーとか
よく、
「日本は学校で
お金の勉強を
全然やらない」
と言います。

本当にそうでしょうか?

じゃあ、
海外は、学校で
お金の勉強をする
のでしょうか?


私は東南アジアの
多人種が行き交う国、
シンガポールにいます。

主な友人は、
日本人を除けば
シンガポール人、
中国人、
フランス人、
イタリア人、
イギリス人です。

彼らに聞きました。

お金の勉強って
学校であるの?

答えは全員
「は?あるわけなくない?」

です。

世界の中でも
もしかしたら
お金の勉強をする
学校がどこかの国で
あるかもしれませんが、

少なくとも
日本の学校って
お金の勉強してないから
ダメだよね、
というのは
どのデータを見て言っているのか
私には不明です。

つまり私の主張は

日本の教育システムのせいではない

ということです。

とはいえ、
海外の人の方が
お金の知識を持っている、
というのは
肌感覚として思います。

投資信託、ETF、
株式、暗号通貨・・

IDECO(的なもの)、
401K・・

税率、副業・・

こういったものに対して
自分なりの考え方を
持っていたり
実際にやっている人の数が
多いと感じます。

少なくとも、
貯金はしすぎたらアホ

という概念は
皆さん一律に持っています。

なんでこうなるかと言うと、
家庭でしっかり
お金の話をしている
から
だと思われます。

少なくとも
大学の学費とか
給料の話とかも
日本人は避けるけど
結構シンガポール人
同士でしています。

ボーナス額どうだった?
みたいな話も
社内でしているようで、
それはそれで
評価者側からすると
やりづらいですが笑、
でも、
それくらい
お金への感度が高いです。

この差は何か。

私が思うに、
日本の家庭では
親が子供に対して
お金に関することを
共有したがらない

ことに帰結する
と思います。

例えば、
皆さんは
通っていた大学や
専門学校の
学費を覚えていますか?

正直言って、

覚えているどころか
当時調べもしなかった

そういう人が
多いのではないかと思います。

親からしたら
「学費なんて気にせず
好きな大学に行きなさい」
っていうスタンスを
取ってる家庭
多いですよね。

卒業して、
社会人になった時は
どうでしたか?

親と給料の話
しましたか?

親は何と言いましたか?

「お前の好きなように使って
 多少は貯金しておけよ」

くらいしか言わない。

そんな感じなんだと思います。

子供からしたら
親がそんな人ばかりだと
友人もそんなもんになるわけで
ましてや
初任給の話なんか全然しない。

お金の話は
なんとなくタブー

そういう環境を
親が生み出して
子供が引き継いでいっている

そんな感じかと。

海外では、
親に進められて株買ったとか
親に進められた
利率の良い投資信託買ってるとか
そういうことを
当たり前のように習ってます。


なのに、

「学校が何も
 教えてくれなかった」

みたいな風潮があり

日本の学校は、お金の勉強を
全然させないから
日本が貧乏になっている

という
謎のアホな集団
出来上がってます。

学校は、
集団生活と勉学を教えるところであって
お金の勉強とかは
家でしっかりやれよ、
というのが
私なりの結論です。

だから
お金のことなんて
気にせずに
学校に行かせてくれた親って
カッコいい
という風潮は
無くしたほうがいい。

今後は
親がS&Pに
長期投資してくれてて
運用益が多かったから
●●万円の学費でも
気にせず入れてくれた、
カッコいい。

の方が風潮としては
良いと思います。

子供を持ったら
積極的に
お金の話をしてあげましょう。


ちなみに、
お金の話については
学校教育関係ないよ
という話をしましたが
「性教育」
については
ちょっと違います。


海外の学校では
性教育を
”それなりに”
生々しく
授業で教えるケースが多いです。

ゴムの付け方とか。ね

なので
性教育に関しては
日本の教育が遅れている
と言われても
仕方ないかもしれませんね。

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