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海外経験ナシでも海外赴任を獲得するには

現在シンガポールに赴任中。

赴任していますが、
赴任前までは
私は海外経験がありませんした。

月並み程度に
海外”旅行”経験はありますが、
いわゆる
留学だとか
帰国子女だとか
そういうものには一切当てはまりません。

一方で、
うちの会社ですが、
国内ビジネス中心のため、
海外ビジネスは弱小。

海外拠点も
5拠点程度にとどまり、
海外赴任者は
基本的に留学経験があったり
海外の大学を卒業したり
帰国子女だったり
といった
海外経験者。

そんな中でも
私は海外で経験を積みたい、
海外キャリアを経験しておきたい

といった気持ちが芽生えました。

どうやって実現したか。

それが今日のテーマになります。


そのためにまず知っておくべきことは、

異動は
送り出す人と受け入れる人
がいる、
ということ。

端的に言えば、
この人たちに
しっかりとアピールできれば
海外留学経験がなくても
海外赴任を勝ち取ることができます。

それを今回の記事にします。


①TOEICの高得点取る

まずはこれですね。

当たり前ですが、
あなたを異動させる
会社の人、
例えば上司だったり
人事部だったりの人からしたら
何者でもないあなたが
海外に行きたい、と言っても
誰も見向きもしてくれません。

TOEICとか受けたことないですが
海外行きたいので
行かせてくださいっっっ

こんな奴、
危なっかしくて
誰も行かせてくれません

また、
仕事で実績を出していれば
何でも言うこと聞いてくれるはず、
と考えているのも
残念ながら
間違っています。

実績を出しているのは
もちろん、
海外赴任すると
語学力で
仕事のパフォーマンスが下がるのは当然。
最悪の場合、
精神的に参ってしまう
可能性もあります。

海外に送り出すなら
そういう不安要素を消す必要があり
それを一掃するのが

TOEIC

なわけです。

ここで
よく聞く言葉として、
TOEICは結局意味ない、
という声。
それは実際そういうところあるけど、
じゃあ、
何者でもないあなたが
他に示せるもの何かある?

っていうことです。

余談ですが、
TOEICは高得点なのに話せない人
はいるけど、
話せるのにTOEICは低スコアな人はいない
という事実はあります。

何点取ればいいかは
おそらく
会社によっても変わってくるけど
900超えてればまず問題なし、
少なくとも850は
越えてないと、
って感じでしょうか。

ここの難易度は
勤務している会社が
海外勤務比率が高ければ
低くてもOKで、
海外勤務比率が低ければ
高くないとダメ
という感じです。

私は900ジャストまで
頑張りました。

シンガポールでは800点無くても
赴任しているメーカーの人とか見ますが
ノリとテンションで乗り切っていて
仕事のパフォーマンスとしては
新入社員レベルじゃないかと
思われる人もいっぱいいます。

②願望を伝えまくる

これはもうそのまま。
行きたいな、と思っていても
絶対ダメ。
異動前の面談や
普段から海外志望であることを
周りに伝えておかないと
誰も海外に導いてくれません。

普段からずっと
次の異動は海外を希望している
と言いましょう。

だから、
TOEICも勉強しているのだと。

要望と行動を一致させることが大事。


③海外関連案件に関わる

ここまでの①②は
送り出す側の人へのアピールでした。
③では
受け入れる人へのアピールの話です。

国内にいるときから
海外関連の案件があれば
首を突っ込むことが大事です。

というのも、
受け入れる側の人も
人事異動で
交代のタイミングで
誰か良い人いないかなぁと
なるわけです。

その時に
海外案件に首を突っ込んでいれば
ちゃんと想起される人にれます。

この前の●●の案件で
あいつ良い動きしてくれていましたよ

みたいな。

誰か良い人知っている?
みたいなことを
海外支店内で話したりしている時に
話題に上げてもらう。

そのしたたかな準備が必要です。

私自身は
海外拠点の人がウェビナー開催するときの
登壇者に立候補して話したり
海外案件に
ほぼ関係ないけど割り込んでいきました。

仮に案件がなくても
作ればいいと思います。

Slackとか社内連絡で
海外拠点が流してきたお知らせに
返信したり連絡したり。
(興味なくても)
質問してみたり。

そんなことが
結構大事です。


さて、いかがでしたか?
かなりテクニック的な内容になりますが、

実はこれ、
海外赴任に限らず
行きたい部署への
異動の仕方
そのものです。

行きたい部署が
欲しているスキルを身につけ、
行きたいということを伝え
行きたい部署が取り組んでいることに
首を突っ込む。


ただ、海外赴任は
国内異動と異なり、
「何かあったらいけない」
という危険が付きまといます。

特に私のような
国内中心のビジネスしている会社は
海外赴任に慣れていなく、
送り出す側の心理的ハードルがあります。

こいつなら大丈夫

そう思われることが
とっても大事です。

頑張って海外赴任を勝ち取ってください。

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