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駐在家族のメンタルケア(子供編)

子連れで駐在。

子供をインターに入れるか、日系に入れるか。

一番考えたことは
子供の精神状態。

子供からすれば
日本での保育園生活で培った
仲良しのお友達と引き剝がされる。

そのうえで
見知らぬ土地で
見知らぬお友達とイチからやり直し。

そんな中、インターに入れると
語学もゼロからスタート。

精神状態として持つのか?
年齢としても年長なので
自我も十分に出てきている。

日系の方がなじむのではないか?

ただ、インターで1年間でも過ごせれば
英語が上達するという
一生のアドバンテージを得られるのではないか。

仕事でもそうだが、
何かを決めるときには必ず
期待できる成果と
挑戦することでのリスクと両方がある。

いかに適切なリスクを取るか、だ。

あくまで大事なのは
子供の健康状態なので、
そこを損ねることはしたくない。

そこでとった戦略は、
インターに入れてダメなら日系に切り替える
という単純なもの。

とりあえずインターに入れてみる。
そこで例えば
どうしても幼稚園と合わない、
性格が真逆になって暗くなった。
など
明らかに子供の良さがなくなってしまったら
お金がかかろうと
必ず日系に切り替える。

そう決めてチャレンジしてみた。

入園して初期に気を付けたのは、
自己肯定感を強くすること。

本人としては考えられないくらい
何もわからない生活を余儀なくされている。

5歳にして絶望に近い心境だと思う。

そこで
親の役割としては
そこに光を見出すこと。

今の状況を肯定してあげること。

具体的には、
些細なことでも褒める。

友達に話しかけてもらったとか
先生が多分こう言ってたとか
ニュアンスでもわかっただけすごいとか
今はわからなくて当たり前だから
焦らなくていいとか

ありきたりだろうけど
思いつく限りの言葉で
褒め続けた。


既に2か月たった。


今のところは順調にやってくれている。

もちろん日本のように
お姉さんキャラで
ふるまってはいないし
むしろ
周りの子に助けてもらいながら
生活している。

本人はそれも悪くないと思っているのか
今日は〇〇ちゃんが教えてくれた
とか
喜んで話している。

とりあえず作戦は成功している。
ように見える。

仕事でもそうだが
もし起きちゃったらこうしよう、
と事前に決めておくと
覚悟ができるからいい。

適正リスクと取れば
きっと素晴らしいリターンが来る、はず。

あとはそう信じて
やり続けるしかない。

やり続ければきっとリターンが得られる。

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