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人の心をつかむ15のルール 『幸せな人生の99%は人間関係で決まる』

こんにちは!TOMOです。
今回ご紹介するのは『人の心をつかむ15のルール』という本です。

良い人間関係を築くことって仕事の本当に意味のあることですよね。
人は決して一人では生きていけない。自分一人の力でできることなんてたかが知れてます。そんな簡単なことに20代後半になるまで気づけませんでした

そんな時、書店に立ち寄った際に、ふと目に止まったのがこの本です。
本書では、人に好かれるための秘訣を15のルールから紹介しています。

人の心をつかめば、物質的にも精神的にも大きな利益を得ることができる、そのための知識とスキルを教えてくれる一冊となるでしょう。

※本書は、2007年にダイヤモンド社から刊行された『チャンスがやってくる15の習慣』の新訳版です。


ルール❶ 相手に微笑みかける

どんな人間関係でも、最初の数秒間が「運命の分かれ道」だと肝に銘じようどんな印象を与え、空気感を作るかでその後の関係に大きな影響を与える。だからこそ、初対面の相手に対しては、目を合わせた瞬間、何も言わずに微笑みかけて、自分にとって有利になる雰囲気を作ることが大事です。

人間は自分がされたことを相手にもする生き物だから、相手には明るく微笑みかければ、相手も自然と微笑んでくれる。

ルール❷ すべての人の最大の関心事は「自分」

「人間は他人のことよりも自分のことにずっと関心を持っている」という人間の心理を理解しましょう。人間の心理は太古から変わっていないし、未来永劫変わらない。老若男女を問わずに自分の利益を優先する。

行動パターンと密接に関わる人間の心理を理解しましょう。

ルール❸ すべての人が「大切にされたい」と願っている

すべての人の共通点は、「重要人物として扱われたい」ということです。
よって、人の心をつかむためには相手に重要感を持たせ、相手の存在価値や時には感謝を前面に出して伝えよう。

■相手に重要感を持たせる7つの方法
・相手の話に耳を傾ける
・相手をほめる
・相手の名前を頻繁に呼ぶ
・話す前に少し間をおく
・自分より相手に焦点を当てる
・待たせた人への配慮を忘れない
・その場にいるすべての人へ気配りをする

ルール❹ 「相手」を会話の主役にする

会話では、相手が最も興味を抱くテーマを選びましょう。
ルール②の通り、人間の最大の関心事は「自分」なので、相手に対して自分のことを話すきっかけを与えることが重要です。自分について話す機会が得られると、誰もがその機会を与えてくれた人に好意を抱くものです。

あなたの語彙から「私」という単語を排除しましょう。
そして、「私」を「あなた」という単語に置き換えましょう。

ルール❺ 反論しない

良好な人間関係を築く最高の技術のひとつは、「上手に賛同する」ことで、生涯忘れてはいけないのは、「愚か者ほど反論したがる」ことです。
たとえ相手が間違っていても、賛同することができれば、それはあなたの器が大きいことことの証であり、賢者のしるしであるとも言えます。

■相手に賛同する5つの方法
・相手に賛同する準備をする
・相手に賛同していることを伝える
・相手に意見に反論するのは、絶対的な理由があるときだけにする
・自分の間違いに気づいたら、素直に認める
・口論しない

上記に加えて、次の法則も心に留めておきましょう。

■賛同して心をつかむための3つの法則
・誰もが自分に賛同してくれる人を好む
・誰もが自分に反論する人を嫌う
・誰もが反対されることをうとましく思う

ルール じっくり聞く

「聞き上手」は「話し上手」よりずっと得をします。人間の最大の関心事は「自分」だからこそ、話を聞いてくれる相手に対する好感度は高くなります

■聞き上手になるための5つの方法
・話している人の顔を見る
・話し手の方向に身を乗り出して、熱心に耳を傾ける
・適切な質問をする
・話し手の話題に集中し、途中で口をはさまない
・自分ではなく相手に焦点を当てる
※こちらは、会話の基本的なマナーでもありますので覚えておきましょう!

ルール❼ 第三者からの評価を活用する

人間は、目の前の人に関わる利益に疑念を抱く傾向があります。その疑念を晴らすためにも、直接答えるのではなく、第三者の評価を活用して「代弁」してもらうことが効果的です。

第三者からの評価 = 相手はその内容が真実かどうかを疑わない

ルール❽ 「イエス」と言いたくなる理由を与える

相手に「イエス」と言わせるには、それなりのテクニックが必要です。人間関係に長けている人達は、そのテクニックを駆使して、確率を高めています
そのために相手が気持ちよく「イエス」と言える状況を作りましょう!

■相手に「イエス」と言わせる4つの方法
・「イエス」と言う理由を相手に与える
・「イエス」と答えたくなる質問をする
・どちらを選んでも「イエス」としか答えようがない質問をする
・「イエス」という返事を期待していることを伝える

ルール❾ 相手が何を求めているかをみきわめる

自分のしてほしいように相手に動いてもらうためには、相手がそれを「したくなる理由」を見極める必要があります。そのためには、まず誰もが自分と同じような趣味嗜好を持っていると思わないことを認識し、相手が何を求めているかを正確に見極めましょう。

人を動かす秘訣 = 自分の要求に応じれば相手も得をすることを示す

ルール 心を込めてほめる

人間には、体の栄養に加えて「心の栄養」も必要です。心の栄養は心のこもったほめ言葉から生まれ、たった一言でも明るく幸せな気持ちにさせます。
相手を「ほめる」ことは、双方が幸せになる行為なのです。

■上手に人をほめる2つの方法
・ほめ言葉は常に誠実なものでなければならない
・相手をほめるのではなく、相手の行為をほめる

幸せの秘訣として、毎日少なくとも3人に優しい言葉をかける習慣を身に付けましょう。そして、そうすることで自分がどう感じるかを分析しよう。

きっと、「受け取る」よりも「与える」方が大きな喜びを得られるはずです

ルール⓫ 建設的に注意をする

上手に人を注意する方法を心得れば、大きな成果を上げることができます。
自分の不満を解消して、一時的な満足を得る以外に何の利益も得ることができません。なぜなら、注意させることが好きな人などいないからです。

■人に注意して成果を上げる7つの絶対条件
・人に注意するときは2人きりになる
・注意する前に優しい言葉でかける
・相手自身ではなく、相手の行動を注意する
・正しいやり方を教える
・協力を依頼する
・1回の誤りに対して、注意するのは1回だけにする
・前向きで友好的な言葉で締めくくる

相手との関係をよりよくするために叱り方を工夫しましょう。頭ごなしにではなく、相手との関係を深めるために慎重に行うことが大事です。

ルール⓬ 誠実にはっきりと小さなことでも感謝を伝える

相手に感謝の気持ちを抱くだけでは不十分、その感謝の気持ちを言葉で上手に伝える必要があります。あなたが誰かに感謝していて、その気持ちをうまく伝えられれば、十中八九、相手はもっと親切にしてくれるでしょう。

■感謝の気持ちを上手に伝える5つの方法
・お礼を言うときは心を込める
・はっきりとした口調で感謝の気持ちを伝える
・感謝するときは相手の顔を見る
・相手の名前を呼びながら感謝する
・「感謝の練習」をする

感謝を明確な表情で伝えることは、生涯にわたって大きな資産となります。

ルール⓭ 人前では明確かつ簡潔に自然体で話す

人前で上手に話す方法を紹介しましょう。人前で話すのが上手い人は、相手目線で話を考えているのでしっかり覚えましょう。

■人前で上手に話す5つの方法
・自分の主張を把握する
・話は早めに切り上げる
・話しているときは聞き手を見る
・聞き手の関心事を話す
・名演説をしようとしない

ルール⓮ 自分の存在価値を上手に伝える

私たちは、「相手にどう思われるか」を常に意識して生きています。もし、相手によく思われ、尊敬されたいなら、自分がそういう評価に値する人物だという印象を与えなければいけません。その第一歩は「自分の存在価値を見出す」ことで、相手にしっかりと誠意を伝えましょう。

■自分の存在価値を上手に伝える5つの方法
・誠実な態度を取る
・情熱を燃やす
・緊張しすぎない
・自分をよく見せるために他人の悪口を言わない
・他人を中傷しない

ルール⓯ 行動する!

知識そのものに価値はなく、「活用してこそ価値を持つ」のです。
言い換えると、人生の報酬は、もともと持っている能力に対して支払われるのではなく、能力や知識を発揮する「行動」に基づいて支払わます。

本書で紹介した知識・スキルは、「よりよい人生、より多くの友人、より大きな成功と幸福」を手に入れるための鍵となるはずです。

成功と幸福は、行動する者にだけ訪れる








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