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【viva不登校】N中等部の「入学式」に参加してみて想ったこと

無限の「彩」が見えてきた

本日はN中等部ネットコースの「入学式」が行われた。無論、この情勢下、ネット(Zoom)による配信のもと行われたが、対面で行われるそれとは違う、何とも言えない「開放感」と「カオス感」がそこにはあり非常に刺激的な式典だった。ここまでの準備にご尽力いただいた事務局様に心から感謝を申し上げたい。

今回、この「入学式」に参加して想ったことを書き留めておく。

1、「ICTツール」に自然と触れる体験
Zoom上には200名強の新入生はいただろうか?式典スタートの時間までに三々五々集まってくる。出席確認はGoogle上に展開されている出欠確認からオンラインで済ましていく。驚くべきはそこまでの流れを息子たち(Zoom上の仲間たち)はサクサクとこなしていく。式典中も常にチャットは開放されており、生徒たちが感想や意見、何気ない感情をリアルタイムで書き残していく。そしてそれに先生方も反応する。それはニコニコ動画の画面上にあがるコメントの連なり、それを彷彿させるものであった。息子は今日の式典の1時間位でZoomの基本機能は理解したようだ。

2、「非対面」だからこその価値
目の前に先生方や新入生の姿はない。それぞれのデバイス上あるいはその先にいるのだ。デバイス上に映る情報が息子の想像力をフルに発揮させる。「この先生はどんな人だろうか?」「この子はかっこいいゲーミングチェアに腰掛けている」「背景に映る本棚に”鬼滅の刃”が置いている」など画面に釘付けだ。そしてそれを思うようにチャットに描いていく。もちろん人に対する誹謗中傷的な内容はNGであることは皆理解した上で。つまり「非対面」であるが故に「心理的安全性」の担保度合いが非常に高く、伝えたいことをその場の口に出せる点が非常に良い。

3、生徒一人一人の多様な「個性」との関係式
参加者の画面上から映る様子、チャットに繰り広げられる言葉、などから旧態依然とした先生、生徒の関係式、語弊を恐れず言えばトップダウン、中央集権的な関係式をそこには感じることはなく、先生方、生徒どれぞれの関係がフラットに近い形で形成されている学校だと感じた。それを可能にするのはおそらくここに集まってきた「個性」豊かな生徒たちの力とそれを受け止める学校側の度量があるからであろう。

「常識を超えて、未来を創る」

N中等部のキャッチフレーズ、そのままがそこにはあった。既成の「常識」という枠に囚われることなく、一人一人の「個性」を大爆発させていってほしいと心から願っている。Be a rule Breaker & Maker.

viva不登校。

ここまでお読みくださりありがとうございます。基本的に「褒められ」「乗せられ」「おだてられ」ぐんぐん伸びる私です。皆さんのリアクションに勇気百倍です。重ねてありがとうございます。