パリに行くまでの1ヶ月

パリに行くと決めた。
パリに行くまでの日々を、これまでを振り替えつつ綴っておきたくて。

この1年を振り返りつつ。今日は11月5日。
こんな日が来るなんて、出会いがあり、そして12月にきっとあるだろう新しい出会いを待つなんて、思ってもいなかった。
12月帰ってきた時には、また違うだろうから書き留めておこうと。

ちょうど1年前、2022年の11月のとある土曜日。
私は新しいお稽古を始めた。
今の家に引っ越してきたのが、7月。
やっと少しずつ慣れて、もともと散歩が好きで、あちこちを歩くのが好きな私が、近所の雑貨屋さんで、よく読んでも内容が全然分からないお稽古を見つけた。

「歩く」私にとっては、これは点を打つ行動のひとつ。
この1年つくづくそう思う。
これまでそんなことに気づいていなかったけど、
自分の点を打つ、それが色々な形で見えてきて、その一つがこれ。

お稽古の紹介、「アルファベットを整える」と書いてあり、
なにこれ?と思ったけど、お稽古の写真が美しくて、
そこに流れる空気感、その空間にどうしても身を置きたきなり、
申し込みの日を待ち、申し込んだ。

このお稽古参加の条件。
「全6回で基本は月1回。
振替はなし、全お稽古出席できる方」
申し込みに当たっても、ちょっとした緊張感すら、うっすらと感じた。

お稽古の詳細は、またどこかでゆっくり書けたらだけど、
私はこのお稽古の1回目に何かに
優しい、本当に優しい何かに打たれたというか、
急にこっちの軌道に乗せられたというか、、、

すっかり「書く」ことに魅了されてしまった。
「書く」という行為、空間、そこに流れる空気感、
自分に集中するということ、そこに何かがあるかもと思い始め、
そこにあるものについて、色々考え始めた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?