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子供を伸ばしたければ、やっぱり自己肯定感が大事

こんにちは、ゆう@ToMoRuです。

私には、私に顔がそっくりな小3娘と義理の父に顔がそっくりな年長息子がいます。先日、その二人と妻と私の実家に帰った時に、卓球をやった時の子供たちの反応が印象的だったので、ご紹介します。

親が何をいうかで反応は異なる

卓球について、子供たちは卓球台を使ってプレーをしたことはなく、これまでは床の上でボールを弾ませて卓球らしきことをやる程度の経験値でした。

今回は、初めて台の上でボールを弾ませて、基本的なルールは同じようにやりました。なので、打つ時の勝手が違い、始めのうち、ラリーは一往復するかしないかでしたが、最終的には娘は10回、息子は5回程度ラリーの往復が出来るようになりました。

この卓球の練習をしている時に、私と私の父による子供に対するリアクションや声がけが違い、子供の反応も異なっていたので、ご紹介したくなりました。皆さんの参考になるかも、と。

違いを以下のようにまとめてみました。

褒め方のポイント比較

上記のように、父は褒めるときは結果だけを褒めて、出来ないことを無くすために、出来なかったことをより多く触れて解決策を伝えていました。

(父は、全てにおいてこうであった訳ではないですし、愛情を持って笑顔で優しく接していました。念のためw)

一方で、私の方は、褒めるときはなるべく出来た理由もセットで伝え、再現ができるように心がけ、出来なかった時は、別に出来ていることを伝えた上で、できなかったことを気づかせる程度に軽く伝えていました。

どちらも孫や子供を想って関わっていたのは同じですが、前者は再現性がなく、結果的に出来ないことを意識づける関わりになっていたように思います。一方、後者は、何を意識すれば出来たことを再現できるのか伝えつつ、自分が出来たことを意識づける関わりになっていたと思います。

子供の反応がどうかというと、前者は真面目にアドバイスを受けるものの、なかなか出来ずちょっとつまらなそうな表情になりますが、後者はニコニコして、目を輝かせて明らかに楽しんでいる表情になります。

どちらが良いのかはいうまでもなく、後者になります。これをやっていると子供はいつまでも同じことをやり続けますし、どんどんやれなかったことが出来るようになります。(ただし、出来るようになることは小さなことがほとんどです。小さなことの積み上げ狙いでいってます。)

今回は実家に泊まったので翌日も卓球をすることになりました(実家に卓球台があります)。二人ともに、翌朝起きてから直ぐに私の手を引いて、卓球台まで引っ張って行くほどでした。

顔を洗うのが精一杯で、これはこれで自分の時間がなくなる感じもあり、困ったものなのですが・・・
子供の笑顔には勝てず、コーヒーも飲まずにプレーボール❗️

自己肯定感を高めることが何より大事

この二つの関わりで何が根本的に違うのかというと、子供の自己肯定感が十分に高まっているかどうか、とういう点です。

後者の関わりは、出来たことに意識が残りやすくなっていて、出来た自覚、出来た自分自身の印象が心に残ります。また、出来たことが再現しやすくもなっているので、出来る回数が増え、さらに出来ていることが印象に残りやすくなっています。

それと比べると前者は、悪いわけではないのですが、出来たことの再現性が高まりにくいので出来る回数が多くならず、さらに出来なかったことが印象に残りやすくなっています。

結果として、後者の方が自己肯定感が高くなり、前者は高くなりにくい、ということになります。

では、なぜ自己肯定感が高くなると良いのかというと、

自己肯定感が高いと、「自分はやれる」という勇気が当たり前のように湧いてきます。すると、ポジティブに挑戦することが多くなり、かつ、失敗をしても気にしないのでさらに挑戦するということになり、いずれは成功し、その成功が更なる自己肯定感を生み出すというグッド・サイクルに繋がっていきます。

このグッド・サイクロを生み出すことができるので、自己肯定感を高めることはとても大事なことなのです。

子供の頃はできないことの方が沢山ありますが、その分、練習すれば出来るようになることが沢山あります。

出来るようになることが沢山あるということは、自己肯定感を高める機会が沢山あるということでもあるので、大人よりも子供の時の方が自己肯定するチャンスが沢山あるということだと思います。

それに、子供の頃から自己肯定感が高まっていれば、先ほどのグッド・サイクルが回っている期間が長くなるわけですから、自己肯定感の塊のような大人が出来上がるかもしれません。

最後に

子供への声かけを少し工夫するだけで、勝手に育つ子が出来上がります。どうせ子供は出来ないことばかりなので、沢山転がっている自己肯定のチャンスを活かして、子供と一緒に成長を楽しんでください。

その際に、今回の整理がお役に立つと良いのですが。。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また気が向いたら書きまね。

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