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イントレプレナーを目指す人におすすめしたいeiicon labの記事4選

社内に留まりながら起業する「イントレプレナー(社内起業家)」。企業にとっては優秀な人材を手放さずにすみ、新しい市場にも参入でき、社員にとっても起業におけるリスクを減らし、企業のリソースを使えるなどのメリットがあります。様々な企業で「新規事業提案制度」や「副業制度」といった形で、社内起業を促すシーンを見るようになってきました。

しかし、通常の起業に比べてリスクが少ないとは言え、社内起業を成功させるのは決して簡単なわけではありません。むしろ、社内の説得や通常業務との兼ね合いなど、社内起業ならではの難しさがあります。eiiconでもこれまで何名かのイントレプレナーを取材してきましたが、そこには一般的な「起業」とは違う世界が広がっているように感じました。

そこで今回は、eiiconがこれまで取材してきたイントレプレナーたちの記事を紹介していきます。これから社内起業を目指している方にとって、一つでも気付きがあれば嬉しいです。

Intrapreneur’s Voice | パーソル・竹下壮太郎 「”ファミリー”を増やすことが成功のカギ」

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まず紹介するのはパーソルの新規事業起案プログラム「0to1」で採択され、「Sync Up」というアルバイトのシフト管理サービスを開発した竹下壮太郎さんの記事。自身を「ポンコツ」と評し、3度目のプログラム参加で採択に至った竹下氏のモチベーションを支えた原体験について話を伺いました。起業してからも厳格な社内ルールで許可がおりなかったり、メンバーとの対立したりなど、社内起業でよく見られるエピソードも一通り経験しています。営業経験しかなかった彼がどのようにプロダクトを作り、グロースしてきたのか。事業立ち上げ未経験の方におすすめの記事です。

日本郵便の新規事業は「トマト」!?――ゼロからトマト栽培に挑むイントレプレナーの奮闘に迫る

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続いて紹介するのは日本郵便の社内副業制度に応募して、長野県の遊休地を活用してフルーツトマト「さやまる」の栽培を始めた鈴木雄輔氏の記事。「日本郵便がなんでトマト?」という声も聞こえてきそうですが、お話を聞いていると日本郵便の未来を託すだけの可能性がトマトにはありました。事業アイディアから立ち上がるまでの3年間のうち、1年半は社内の説得に費やしたという鈴木氏。社内の3人のキーマンがいなかったら途中で諦めていたと語ります。「自分の想いが半分、人から託された思いが半分」という鈴木氏の言葉には、イントレプレナーならではの成功法則が詰まっているように感じました。

ゼロイチを実行できるのは「樹海を楽しめる人」――3名のイントレプレナーが考える、事業成功に導くための資質とは?

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eiiconが主催したイベント「Japan Open Innovation Fes 2019(JOIF2019)」で行われたトークセッションをまとめた記事。森永製菓、寺田倉庫、NTTデータという錚々たる顔ぶれの大企業のイントレプレナーに登壇して頂き、社内起業のリアルについて語ってもらいました。「平凡な社員だった」と語る3人が新規事業開発をすることになったきっかけや、大企業に求めるポイントがリアルに語られています。社内起業を成功させるために必要なポイントが盛りだくさんの記事。「樹海を楽しむ」というパワーワードに共感する人はきっと多いはず。

シリーズ「イノベーション支援の雄」VOL.4 | スタートアップ支援アプリ「StartDash」が作り出す未来

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最後に紹介するのは、これまで紹介してきた記事とは毛色が違うものの、イントレプレナーを目指す人達に紹介したい記事。ソニーが手掛ける事業の立ち上げを支援するアプリ「StartDash」について、開発の責任者に開発背景や活用事例について話を伺いました。これまで数々の新規事業創出支援を行ってきたソニーが蓄積してきたノウハウが詰め込まれており、スムーズな事業立ち上げをサポートしてくれるアプリです。流れに沿ってチェックリストを埋めるだけで簡単に事業計画書が作成でき、たった5時間で「やるべきことがはっきりする」と言います。誰でも無料で利用できるため、これから社内起業を目指す方はぜひ利用してみてください。

まとめ

今回は社内起業を目指す方に参考にしてもらいたい記事をピックアップしました。「実現したい未来があるけど、独立してまで挑戦するのは怖い」という方こそ、イントレプレナーはピッタリです。今は立派なイントレプレナーも、元は「平凡な社員」だった方も多いので、まずは気軽に一歩目を踏み出してみてください。



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